「思い入れ」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「思い入れ」とは

「思い入れ」には、物事に対して特別な思いがあり、他とは違う強い感情を抱いている様子、深く思うこと、目論見、人気、信用、といった意味があります。

ある物事に忘れられない思い出があったり、並々ならぬ強い愛着を持っていたりすることはあるでしょう。

そういった、他のものに対しては抱かない特別な感情や執着心のことを表しています。

又、「思い入れ」は、歌舞伎で、表情や仕草だけで心理を表す演技のことを指す言葉でもあることから、芝居がかった表情や動作を表す時にも使われます。

「思い入れ」の意味・漢字の解釈

「思い入れ」という言葉は、物事に対して特別な強い感情を抱いている様子を表す言葉ですが、この言葉を分解して、深く掘り下げてみましょう。

「思い」という言葉には、「思うこと」「考え」「予想」「希望」「願い」「心配」「気にかけること」「恋心」「恨み」といった多くの意味がありますが、全て心の中にある感情や、頭の中にある考えを表しています。

「思い描く」や、「思い通りになる」「思いがけない」「思いを打ち明ける」など、「思い」を使った言葉はよく耳にするでしょう。

そんな「思い」が込められている状態が、「思い入れ」と表現されるわけです。

「思い入れ」の言葉の使い方

「思い入れ」という言葉は、「思い入れがある」「思い入れが強い」、といった使い方をすることが多い言葉でしょう。

長年使っているお気に入りのバッグのことを「思い入れのあるバッグ」と表現したり、熱心に応援しているタレントのことを「思い入れのあるタレント」、思い出のある場所のことを「思い入れのある場所」などと表現します。

「思い入れ」を使った例文・短文(解釈)

「思い入れ」という言葉の意味や使い方が分かったところで、ここでは、この言葉を使った例文をご紹介します。

「思い入れ」の例文1

「彼女は幼少期に写真で見た釧路湿原の美しい景色がずっと忘れられませんでした。 そして、長年の夢が叶って、ようやくその湿原を訪れることができ、感動で涙が止まりませんでした。 彼女にとってはよほど思い入れの強い地だったのでしょう」

彼女には、幼い頃に写真で見てから忘れられなかった、釧路湿原の美しい景色を見に行ってみたいという長年の夢がありました。

そんな長い間夢見てきた場所をようやく訪れることができて、感動の涙がとまらなかったのです。

この時見た光景は生涯忘れないでしょうし、この時の経験は、一生の宝物になるのでしょう。

「思い入れ」の例文2

「子供の頃からずっとそばに置いていた縫いぐるみには強い思い入れがあるので、どんなに傷んでいても、捨てることができません」

子供の頃に両親に買ってもらった縫いぐるみを捨てることが出来ない人は少なくないでしょう。

長い間そばに置いていた縫いぐるみには、子供の頃からの沢山の思い出が詰まっているので、特別な感情を抱くことになるのです。

汚れていても、傷んでいても、愛着のある縫いぐるみを捨てることが出来ないのは、思い出を捨てることは出来ないということなのでしょう。

「思い入れ」の例文3

「この野菜には、生産者の並々ならぬ思い入れが込められています。 味わって無駄なくいただけなくては罰が当たりますね」

野菜を生産している農家の人は、作物が丈夫に育って無事に出荷できるように、消費者に美味しく食べてもらえるように、といった強い思いを込めて作物を育てています。

自然が相手ですので、異常気象のように予期できないトラブルに見舞われたりと、思い通りにいかないことも多いでしょう。

苦労して愛情を込めて育てられた野菜を、無駄にすることなく美味しくいただきたいものです。

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