「息が長い」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「息が長い」

「息が長い」という言葉を目にした事があるでしょうか。

「息が長い」「いきがながい」と読みます。

小説を読んだり、映画を見たりする趣味がある人は、「息が長い○○」といった文章を目にした事があるかもしれません。

「これは息が長いね」などと、誰かに話したことがあるかもしれません。

一方で、「息が長い」という言葉を、今回初めて目にした人もいるでしょう。

そこで「息が長い」という言葉の意味や、使い方を紹介して行きます。

「息が長い」の意味

「息が長い」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「息が長い」には、「活動時間が長い」あるいは「価値を保っている期間が長い」などの意味があります。

例えば、大ヒットした映画が、半年過ぎても動員が止まらずに、観客が途絶えない場合、「価値を保っている期間が長い」ため、「息が長い作品」と言われます。

また10代の頃から活躍を始めたバンドが、還暦を過ぎても活躍し続けてる場合、「活動時間が長い」ため、「息が長いバンド」と呼ばれます。

このように「息が長い」には、「活動時間や価値を保っている期間が長い」という意味があります。

「息が長い」の言葉の使い方

「息が長い」には、「活動時間、さらには価値を保っている期間が長い」という意味があります。

そこで、先ほど登場した映画やバンドのように、「息が長い」活躍をしている人や作品を見た時に、「息が長い」という言葉を使ってみましょう。

例えば子供の頃から読んでいる漫画雑誌に、今でも連載しているような漫画があれば、その作品は「息が長い」作品と言えるでしょう。

また、自分が開発した商品がロングセラーになり、何十年経っても店頭に並んでいるとすれば、「息が長い商品」と呼ぶ事ができます。

このような作品や商品、人を見た時に、「息が長い」という言葉を使ってみましょう。

「息が長い」を使った例文

「息が長い」という言葉を使った、例文を紹介します。

様々な場面における、「息が長い」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えて行きましょう。

「息が長い」の例文1

ビジネスシーンにおける、「息が長い」を使った例文を紹介します。

「私が会社に入って初めて商品化された○○は、今でも店頭に並んでいる。

このような『息が長い』商品になるとは、当時は思わなかった。

私が会社を辞めても、この商品が世の中に出回っていると嬉しい」
この例文に登場するように、「息が長い」ロングセラーと呼ばれるような商品の開発に携わるのは光栄な事だと思います。

ましてや自分が会社を辞めても残るような商品を生み出した人は、仕事冥利に尽きるのではないでしょうか。

「息が長い」の例文2

日常的な場面における、「息が長い」を使った例文を紹介します。

「テレビを見ていたら、子供の頃から放送されている番組が映し出された。 とても『息が長い』作品だと思う。 今見ても新鮮に見えるのは、世の中の本質を取られているからかもしれない」

この例文に登場する番組のように、長い間放送されても色あせない作品があります。

このような作品には、他の作品にはない、時代を超えて光る魅力が含まれているのでしょう。

「息が長い」作品の特徴のひとつかもしれません。

もうひとつの「息が長い」

「息が長い」には、言葉通りに、「吸い込んだ息を保つ時間が長い」という意味があります。

例えば水泳には潜水泳法がありますが、「息が長い」人は、吸い込んだ息を保つ時間が長いため、長距離を潜水したまま進む事ができます。

イルカやクジラのように、水の中に長くいられるため、シュノーケリングなどをして、魚を見たり、海女さんのように潜水して貝を集めたりする時に有利でしょう。

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