この記事では、「感度」と「特異度」の違いを分かりやすく説明していきます。
「感度」とは?
「感度」の意味と使い方について紹介します。
「感度」の意味
「感度」は「かんど」と読みます。
意味は、「他から刺激を受けた時に反応する度合い」「機器が電波や電流などを捉える度合い」「感光材が光に反応する度合い」「医学用語で疾患を検出する時に正しく陽性が出る確率」になります。
「感度」の使い方
「感度」は、日常で使われる場合、「人が刺激を受けた時に反応する度合い」のことを言います。
ちょっと肩を叩かれただけでもびっくりする人などは、「感度がいい」と言われます。
また、科学や工学では「ある機器が電波や電流などをどこまで捉えるかの度合い」「写真やフィルムなどの感光材が、光に反応する割合」として使われます。
そして下で紹介する「特異度」に対する「感度」は、医学用語で「実際に疾患がある時に、検査をして正しく陽性を検出できる確率のこと」という意味で使われます。
「特異度」とは?
「特異度」の意味と使い方について紹介します。
「特異度」の意味
「特異度」は「とくいど」と読みます。
意味は、「陰性のものを正しく陰性と判定する確率が高いこと」です。
「特異度」の使い方
「特異度」は医学用語で、疾患のない人達を検査して、正しく陰性を検出する確率のことです。
当たり前の様に思えますが、現代の医学において検査は00%確実とは限らず、陰性のものを間違って陽性と判定することもあります。
「特異度」とは、ある疾患がない集団を検査した場合、陰性の結果が出る人の確率のことを言います。
「感度」と「特異度」の違い!
「感度」は「他から刺激を受けた時に反応する度合い」「医学用語で疾患を検出する時に正しく陽性が出る確率」のことです。
「特異度」は「陰性のものを正しく陰性と判定する確率が高いこと」です。
まとめ
今回は「感度」と「特異度」の違いをお伝えしました。
「感度は正しく要請を検出する確率」、「特異度は正しく陰性を検出する確率」と覚えておきましょう。