「才能に嫉妬」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「才能に嫉妬」とは?新語・ネット用語

この記事では、「才能に嫉妬」【さいのうにしっと】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「才能に嫉妬」とは?意味

「才能に嫉妬」【さいのうにしっと】とは、俳優の木村拓哉が放った言葉です。

TBSの「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」に出演したジャニーズに所属するキムタクこと木村拓哉さんが小杉竜一さんから「才能に嫉妬した有名人は誰か」と聞かれたとき「あーやっぱ稲葉浩志さん」と答えました。

この番組では木村拓哉さんを取り上げた特集を組みましたが、なかなか出演しない有名人なだけに多くの視聴者を興奮させます。

たぐいまれな才能を持つ彼が「才能に嫉妬」したことに注目が集まり、多くの人の間でこの言葉が脳裏に焼きつくことになったのです。


「才能に嫉妬」の概要

多くの人を魅了するジャニーズのSMAPのメンバーである木村拓哉さんは完璧なダンスを披露するエンターテイメントとしての顔を持ち、モデルの娘を持つ父親でもあります。

そんな彼は歌もうまく、個性的なダンスを踊れる才能の持ち主ですが、芸人のブラックマヨネーズの小杉さんに「憧れる人はいるか」と聞かれたとき、BZの「稲葉浩志」と答えました。

稲葉さんといえば様々な曲の作詞を手がけ、そこに相方の松本氏がメロディをつけたノリのいい音楽を提供することで有名な2人組みの歌手であり、世界でもその名をとどろかせています。

そんな彼の才能に「やっぱ、あの表現力は嫉妬しますよね」と私生活でも親交がある彼にかなり憧れを抱く木村さんは「かっこういい」と絶賛したのでした。


「才能に嫉妬」の言葉の使い方や使われ方

驚くような発想が出来る人や、素晴らしい能力を持つ人に対して「才能に嫉妬する」と使い、自分がいかに尊敬し、憧れるかを言い表すときに使われています。

自分には持っていないその桁外れの才能を十分に活かし、多くの人々を魅了してやまない人のその努力に敬意をはらい、自分もそのような人になりたいと思いますが、現実にはなれないと思うその無念さを伝えられます。

この「才能に嫉妬」する相手の特徴としては、自分と同じような仕事に就いているいわばライバルと言える人であり、同じ土俵に立つだけに優れた才能で人々を魅了することに嫉妬してしまうわけです。

「才能に嫉妬」を使った例文(使用例)

・『松本さんのギターの演奏に対して挑めるのは稲葉浩志しかいないと才能に嫉妬する』
・『品川監督の作品を観て、芸人の小藪千豊も彼の才能に嫉妬した』
・『芸能関係者も魅了する音楽的才能に嫉妬する人は多い』
B’zのギタリストである松本さんの演奏テクニックもまた凄いと海外の演奏家を惹きつけますが、彼に挑戦できるのは歌唱力と才能がある稲葉さんしかいないと木村さんは絶賛します。

芸人の品川祐さんが映画監督として作品を作り上げたのは今からすでに10年前以上のことですが、また新作を発表し、小藪千豊さんを驚かせ、「才能に嫉妬する」と言わせたのです。

そして、音楽家の並外れた素晴らしさを目の当たりにした人は「才能に嫉妬」しますが、同じ芸能関係者もうならせるほど「羨ましい」と言わせる魅力と才能があると思わせる人に使う言葉でもあります。

まとめ

驚くような才能を持つ人に嫉妬しつつ、憧れる人の気持ちを言い表せるのが「才能に嫉妬」です。

普通の人にはないその才能をうまく活かし、多くの売り上げを叩き出しては世の中に大きく貢献するアーティストに芸能人も憧れます。

そんな多くの人を魅了し、「才能に嫉妬」させるような魅力を自分なりにうまく引き出して磨いてみれば、これからの人生をもっと楽しめるようになるでしょう。