「投げやり」と「捨て鉢」の違いとは?分かりやすく解釈

「投げやり」と「捨て鉢」の違い違い

この記事では、「投げやり」「捨て鉢」の違いを分かりやすく説明していきます。

「投げやり」とは?

「投げやり」とは、物事をいい加減な態度ですること、どうなってもいいと無責任な態度という意味があります。

「すぐに投げやりな言い方をするのは君の悪い癖だ」「彼女は、私に対して投げやりな態度を取り続けるので付き合いをやめました」などと使います。


「捨て鉢」とは?

「捨て鉢」とは、思うようにならないためにやけになることを言います。

「人間関係も仕事も上手くいかず捨て鉢になる」「みんな一生懸命やっているのに、彼の捨て鉢な言動は不愉快だ」などと使います。


「投げやり」と「捨て鉢」の違い!

「投げやり」「捨て鉢」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は物事に対していい加減な態度で行うという意味は共通しています。

ですが微妙な違いがありますので、使い分けを覚えておきましょう。

「投げやり」とはいい加減な態度で行う、どうなってもいいと無責任な態度をとるといった意味です。

「捨て鉢」とは思うようにならないため、やけになるという意味です。

やけになると、「投げやり」は同義です。

違いは「捨て鉢」は、何か物事が自分の思うようにならなかったという理由がつくことです。

「投げやり」は理由がある、ないに関係なく、もともといい加減な態度、無責任な時に使うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「投げやり」「捨て鉢」二つの言葉の意味と違いを説明しました。

最初からいい加減な時は「投げやり」、思うようにならないことがあったためにいい加減な時は「捨て鉢」と覚えておくのもわかりやすいでしょう。

それぞれの言葉の意味を正しく理解してふさわしい方を選び使ってください。

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