この記事では、「捜索」と「検索」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
「捜索」と「検索」という言葉は、聞いたことがあるかと思いますが、中々明確な意味や違いなどを把握している人は多くないはずですので、この記事では詳細を取り上げます。
「捜索」とは?
最初に「捜索」(そうさく)の意味をご説明致します。
「捜索」とは、消息不明となってしまった人間や物を探すことです。
また、事件性があると認められるものとしては、刑事訴訟法によって、身体や家の中を強制的に調べることなどを表現します。
「検索」とは?
次に「検索」(けんさく)の意味を解説していきます。
「検索」の場合、基本的に現代ですと、ネットから情報を探すことを指します。
「捜索」と「検索」の違いとは?
続きまして「捜索」と「検索」の違いを取り上げてみましょう。
「捜索」とは、行方などが分からない物や人を、探すことです。
そして、事件性ありと判断できる場合には、法律の力によって、人の身体や部屋などを調べあげることができます。
「捜索」と「検索」の使い方の違い
この項目においては、「捜索」と「検索」の使い方の違いを説明します。
「捜索」を使う場合は、行方不明者などを警察や自治体などが探すときなどに、使われることが一般的な使い方になります。
そして、「検索」を使うときは、ネットなどで探し物をするときなどに使われる言葉です。
それぞれの使い方を書きます。
前者の使い方
「遭難してしまった人を捜索したが、見つけることはできなかった」
後者の使い方
「検索窓が機能していないらしい。エラーかもしれない」
「捜索」を使った例文
ここでは「捜索」を使った例文を書いていきます。
・『息子が家出してしまったので、捜索願を提出してきた』
・『列機が不時着したので、捜索隊を編成して、救出に向かわせた』
・『付近の海や川、山などを捜索したが、発見することはできなかった』
・『捜索が功を奏して、失踪から3年目に見つけることができました』
・『同僚が遭難したので、付近を捜索したところ、見つけることができました。一安心しました』
・『家宅捜索を受けました』
「検索」を使った例文
最後に「検索」を使った例文を書きます。
・『パソコンの様々な機能を使って検索している最中です』
・『今の時代は、検索をすれば大体の情報は手に入るが、中には出鱈目な情報もありますので、注意が必要だ』
・『文献を活用して検索したところ、必要な情報を入手することに成功しました』
・『ネットで検索をしていたところ、楽天のセールの情報も見つけました』
・『検索窓のデザインが変わったようです。僕は前の検索窓のデザインの方がすきでした』
・「検索するのも時間がかかる」
まとめ
まとめとしては、「捜索」の場合、行方が分からなくなってしまった人間を、警察などが探すことを指しております。
「検索」の方は、基本的に自分が知りたい情報を、調べて探すことです。
現代では、ネットやパソコンを使い探すことを、「検索」とすることが一般的になっております。