「推理小説」と「ミステリー小説」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「推理小説」と「ミステリー小説」の違い違い

時間があるとき、ぜひ手に取りたいのが「推理小説」「ミステリー小説」です。

この記事では、「推理小説」「ミステリー小説」の違いを分かりやすく説明していきます。

有名ジャンルを正しく知って、読書をもっと好きになっていきましょう。

「推理小説」とは?

推理小説とは、謎とき小説のこと。

登場人物の行動や言葉から、犯人は誰なのかを探していく小説のことです。

ヒントとなる仕掛けが小説の中に眠っているので、小さなお宝を掘り当てながら読み進めていけます。

海外で有名な推理小説作家といえば、アガサ・クリスティ。

ナイルに死すやオリエント急行の殺人など、数々のベストセラーを出しています。

ひとつの殺人事件が起きて、探偵と一緒に犯人捜しをおこなうのが、推理小説のメジャーな筋書きです。

推理小説の「推理」には、わかっている事実をもとに結論を導きだすという意味があります。

最後まで読まないと結果がわからない、そのスリル感が推理小説のいいところです。

ページをめくるだけで、自然と脳が活性化されていきます。


「ミステリー小説」とは?

ミステリー小説とは、摩訶不思議な世界観の小説のこと。

日常生活では起こりえない、非日常の日々を描いた小説です。

SFやオカルト、社会派のものなど種類は数えきれないくらいあります。

最近ではこうしたジャンルにとくに強い作家のことを、ミステリー作家と呼んでいます。

伊坂幸太郎さんや黒川博行さんなども、人気ミステリー作家の1人です。

これらの小説にはトリックという仕掛けがあったり、大どんでん返しが含まれていたりします。

怪しくて奇妙な内容に恐怖を感じることもありますが、つい時間を忘れて読み進めてしまいます。

不可解な事件が次々に起こる、ハラハラドキドキの展開が多くなっています。


「推理小説」と「ミステリー小説」の違い

小説のジャンルで、つい迷ってしまうのが推理小説とミステリー小説です。

「推理小説」「ミステリー小説」の違いを、分かりやすく解説します。

・探偵ものの推理小説、社会派のミステリー小説

推理小説とはシャーロックホームズのような、探偵ものの小説のこと。

一般的には殺人事件が起きて、警察や検察とともに犯人を推理していく物語をあらわします。

とある事件が起きてその問題を推理していく、王道中の王道のストーリーです。

対して単なる推理もので終わらせないのが、ミステリー小説です。

家族の心情や社会背景などが細かに描かれていて、いくつもの伏線が用意されています。

不思議な出来事がいくつも起こるものがミステリー小説。

探偵気分を味わえるのが推理小説です。

まとめ

「推理小説」「ミステリー小説」の違いを、分かりやすくお伝えしました。

トリックが隠されていて、探偵気分を楽しめるのが推理小説。

こわい事件がいくつも起こるのがミステリー小説です。

どちらもファンがとても多い人気小説なので、空いた時間にチャレンジしてみると楽しいです。

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