この記事では、「最初はグー」の意味を分かりやすく説明していきます。
「最初はグー」とは?意味
じゃんけんをするときの掛け声です。
じゃんけんとは、グー・チョキ・パーのいずれかを出して勝負をする遊びです。
グーは手を握った形、チョキはVサインの形、パーは手を開いた形です。
グーはチョキに勝つことができ、パーには負けます。
チョキはパーに勝つことができ、グーには負けます。
パーはグーに勝つことができ、チョキには負けます。
このような手の組み合わせで勝敗を決めます。
グーは石を表しており、チョキはハサミを表しており、パーは紙を表しています。
石をハサミで切ることはできません。
そのため、グーはチョキに勝ちます。
石を紙で包むことができます。
そのため、グーはパーに負けます。
このような考えで勝敗が決められているのです。
じゃんけんに必要なものは5本の指です。
手で行うことが一般的ですが、足で行うこともできます。
海外にもじゃんけんはあり、 “Rock-paper-scissors”や“Scissors Paper Stone” などと呼ばれています。
「最初はグー」は、このような遊びのときに使われる掛け声です。
「最初はグー」の概要
じゃんけんは、一斉にグー・チョキ・パーのいずれかを出します。
全員のタイミングをあわせるために「じゃんけんぽん」という掛け声が使われていたのですが、それでもタイミングが合わないことがありました。
タイミングがあわず、他のものよりも遅れて出してしまうと、あとだしだとされて負けになったり、やり直しになったりします。
「最初はグー」の掛け声の発案者だとされているのは、お笑い芸人の志村けんさんです。
TBS系のテレビ番組「8時だョ!全員集合」の中で、志村けんさんがこの言葉を使ったことで、全国的に広まったとされています。
「8時だョ!全員集合」の収録が終わると、志村けんさんは飲みに出かけていたそうです。
飲み代は羽振りがよいものが支払っていたのですが、毎回それでは悪いだろうということで、じゃんけんで決めることになりました。
しかし、みんな飲んでいてべろんべろんで、じゃんけんを出すタイミングが合いません。
そこで、「最初はグーであわせましょう」ということになったそうです。
これを志村けんさんが番組で使えると、テレビ番組で使うようになったといわれています。
「最初はグー」の言葉の使い方や使われ方
じゃんけんをするときに使用をします。
それ以外の場面では、ほぼ使われません。
じゃんけんの掛け声にはさまざまなものがあり、「最初はグー」とは違う掛け声を使うこともあります。
「最初はグー」の類語や言いかえ
「あとだしじゃんけん」「じっけった」「じーげんぴっ」などがあります。
いずれもじゃんけんをするときの掛け声です。
まとめ
志村けんさんが発案者だとされており、テレビで使ったことで広まって言葉です。
最初に使われたときから何十年も経っていますが、今でも使われています。