「木に竹を接ぐ」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「木に竹を接ぐ」とは?意味と使い方

この記事では、「木に竹を接ぐ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「木に竹を接ぐ」とは?意味

「木に竹を接ぐ」の意味は、以下の通りです。

1つ目は「会話や文章で、主語と述語の意味が通じていないこと」という意味で、言葉の前と後で関係が全くつながっていないことです. 2つ目は「ものごとの調和や釣り合いが取れていないこと」という意味で、2つ以上のものごとが全く異質であったり、差があり過ぎる様子のことです。

上記に共通するのは「調和していない」という意味です。


「木に竹を接ぐ」の概要

「木に竹を接ぐ」は、「木」「竹」を接ぎ合わせた時の様子に例えた慣用句です。

「接ぐ」「2つのものをくっつけてつなぎ合わせる」という意味です。

木と竹の性質は全く異なるので、普通の樹木に竹を接ぎ木しても、なじむことはなく当然成長しません。

「木に竹を接いでも性質が違うので馴染まないこと」から「前後関係の筋が通っていないこと」になり、転じて「つり合いや調和が取れないこと」として使われる様になりました。


「木に竹を接ぐ」の言葉の使い方や使われ方

「木に竹を接ぐ」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『木に竹を接ぐ様な言い訳をする』

悪いことをした人が、自分を正当化する為に後からあれこれと理由を付け、よく聞いてみるとその時の状況と違っていたり、その様なことが起きるはずがないと思われる様な言い訳をしている様子に使われます。

『木に竹を接ぐがごとしのプレゼンだ』

社外におけるプレゼンは、顧客の興味を引きつけて契約を勝ち取るコンペになります。

ところが、自社製品を良く見せようとするあまりにメリットばかりを強調して顧客の実情に全く見合わず、筋の通らないプレゼンになってしまう様子に使われます。

『彼女のファッションは木に竹を接いだ様で悪目立ちしている』

「木に竹を接ぐ」「ちぐはぐ」という意味があるので、服装で上下の色や素材、デザインが揃っておらず、バランスが悪く見えてセンスがないと思われる様子にも使われます。

「木に竹を接ぐ」の類語や言いかえ

「木に竹を接ぐ」の類語や言いかえは以下の通りです。

「矛盾(むじゅん)」

「矛盾」の意味は、「ものごとの前後のつじつまが合っていない様子のこと」です。

語源は中国の「韓非子(かんびし)」という歴史的書物に載っている説話です。

楚国に矛と盾を売る商品がいて、盾を売る時には「この盾は堅くて何も突き通さない」と言い、矛を売る時は「この矛は鋭く何でも突き通せる」と言っていました。

それを見た客が「では、その矛で盾を突いたらどうなるのか」と質問したところ、商人は黙ってしまったとのことです。

「辻褄が合う(つじつまがあう)」

「辻褄が合う」の意味は「筋道がよく通っている様子のこと」です。

「辻」「洋服などの縫い目で、垂直に合う部分」の意味、「褄」「着物の袖が左右ぴったりと合わさる部分」という意味です。

どちらも「然るべき部分がぴったり合う」という意味から、「道理や理屈が通っている」という意味で使われる様になりました。

まとめ

今回は「木に竹を接ぐ」について紹介しました。

「木に竹を接ぐ」「2つのものごとが調和していないこと」と覚えておきましょう。

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