Twitterやyoutubeなどで流行している「棺桶ダンス」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
一度は聞いたことがあるという方、聞いたことはないという方も、知らないあいだに「棺桶ダンス」自体は見たことがあると思います。
それではこの記事では、「棺桶ダンス」の意味について、わかりやすく説明していきたいと思います。
「棺桶ダンス」とはなにか?
「棺桶ダンス」とは、TikTokやTwitter、youtubeなどの動画で見られる、おもしろ動画やハプニング映像の途中で、だれかがこけたりぶつかったりなどといった失敗や事故が発生した瞬間、棺桶ダンスの映像に差し替わるといったものです。
黒いスーツを来た黒人男性たちが神輿のように肩に棺桶を担いで、リズムに合わせて歩いている、といった映像で、EDMのような独特な音楽が流れます。
「棺桶ダンス」の元ネタとは?
この「棺桶ダンス」は、ガーナで撮影されたものであり、実は本当の葬式の最中に撮られた映像のようです。
日本では考えられないようなこの葬式の風景は、ガーナなどの西アフリカ諸国の一部での「死者を明るく送るための葬儀」です。
このあたりの地域では、平均寿命を超えた死はめでたいものであり、死後の新しい人生の始まりである、とみなされているために「死者を明るく送る葬儀」が行われることがあるようです。
ただしこれはガーナでも少し異色なようで、もともとたしかに明るく送ることはしていたようですが、「黒スーツの男が棺桶を担いで音楽に合わせて踊る」ことはどうやら一般的ではなかったようです。
2015年頃、ガーナのとある男性が親族の葬儀に参加した際、この光景が珍しく面白くて撮影し動画サイトにアップロードしたところ、再生数が伸び、日本でも話題となったのです。
またこの「棺桶ダンス」で流れているBGMは、「Astronomia」というEDM楽曲で、動画前半の失敗や事故による悲しさや惨めさとの対比でより面白おかしさを増しています。
「棺桶ダンス」の使い方について
「棺桶ダンス」は、会話の中で使うことはまずないことで、動画の中でのみ使われます。
軽くて少し笑ってしまうような失敗の後に、この「棺桶ダンス」の映像に切り替わり、その前後の動画の変わりようにシュールな笑いが起こります。
「棺桶ダンス」についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
「棺桶ダンス」は、TikTokやTwitter、youtube、Instagramなどを利用している方であれば、一度は目にしたことがあり、なんという名前なのかはわからなくても、映像を見たことがある方であれば「あれが棺桶ダンスだったのか」と思っていただけたかと思います。
シュールな面白さがある「棺桶ダンス」の中にも、中には真面目な意味で「笑えない映像」があることもありますので、ショッキングな営巣が苦手な方は事前にコメント欄などをチェックしてからの視聴をおすすめします。
それでは「棺桶ダンス」とはなにか、を最後まで読んでいただきありがとうございました。