この記事では、「正論」と「屁理屈な言い分」の違いを分かりやすく説明していきます。
「正論」とは?
「正論」とは、道理にかなっている正しい議論、主張のことを言います。
ただ、正しいからと言って「正論」が必ずしも受け入れられるわけではありません。
自分勝手、自己中心的な人は「正論」を相手に言われても「マイルール」でやり通そうとしますので、通じないことが多いものです。
「確かにそれは正論だが、実際は色々と事情があって…」「上司は、部下の正論に、言い返すことができなかったことを根に持っているらしい」などと使います。
「屁理屈な言い分」とは?
「屁理屈な言い分」とは、筋の通らない理屈を主張することを言います。
簡単に言えば、自分勝手な都合のいい文句のことですから、仕事などで「屁理屈な言い分」を通せば、人間性を疑われることになります。
筋の通らない理屈は言うものではありません。
「素直に謝罪すれば何とかなったのに、彼の屁理屈な言い分で、関係性は終わった」「屁理屈な言い分と言われようが、これが私の主張だ」などと、使います。
「正論」と「屁理屈な言い分」の違い!
「正論」と「屁理屈な言い分」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「主張」という意味では共通しています。
ですが意味がまったく違いますので、それぞれの意味を正しく理解してください。
「正論」とは道理にかなった正しい主張のことを言います。
誰が聞いても「それは正しい」と思われる内容となります。
一方で悪事をしている側からすれば「正論」はうっとうしいものとなるわけです。
「屁理屈な言い分」とは、筋道の通らない理屈で主張することで、ほとんど自分勝手な文句のようなものです。
一時的に「屁理屈な言い分」で主張を通したとしても、人間性が疑われることになりますし、人に支持はされないでしょう。
このように「正論」と「屁理屈な言い分」はまったく正反対の意味合いとなります。
物事を議論する際は「正論」なのか感情に走った「屁理屈な言い分」なのか冷静に考えてから発言することが大事でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「正論」と「屁理屈な言い分」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
言葉の意味が正反対と言えますので、間違えないように使い分けてください。