「死守」と「厳守」の違いとは?分かりやすく解釈

「死守」と「厳守」の違い違い

この記事では、「死守」「厳守」の違いを分かりやすく説明していきます。

「死守」とは?

「死守」とは、命がけで守ることです。

「死」には、しぬ、いのちがけ、しにものぐるいという意味があり、「守」には、まもるという意味があります。

漢字の意味が示すように、命をかけて守ること、死にもの狂いで守ることを意味します。

「王座の地位を死守した」「ゴールを死守する」のような使い方をします。


「厳守」とは?

「厳守」とは、命令や約束を厳しく守ることです。

「厳」には、きびしいという意味があります。

厳しいとは、不正や怠慢を許さず、少しもゆるみがないさまを意味します。

漢字の意味が示すように「厳守」は厳しく守ることという意味になります。

「ここで話されたことを漏らさないよう、厳守しなければならない」「締め切りを厳守してください」のような使い方をします。


「死守」と「厳守」の違い

「死守」「厳守」は、どちらも守ることを意味しますが、どのような守り方なのかが異なります。

「死守」は、命がけで守ること、死にもの狂いで守ることを意味します。

「厳守」は、厳しく守ることです。

どちらも絶対に守らなければならないという強い気持が感じられます。

まとめ

2つの言葉はどちらも「守」という漢字が使われていることからわかるように、守ることを意味する言葉です。

しかし、どのように守るのか意味が異なります。

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