「ず」と「づ」は音が同じで、どちらを使ったらいいのか迷ったことがありませんか。
この記事では、「気まずい」と「気まづい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「気まずい」とは?
「気まずい」には、お互いの気持がなじみあわず不快なさま、気づまりなさまという意味があります。
「気」という漢字には、ようす、けはい、心のはたらきという意味があります。
「まずい」は、ぐあいが悪いこと、不都合であることです。
つまり、「気まずい」は心のはたらきが不都合であること、不快なさまという意味になります。
打ち解けていないことを表しています。
「打ち解ける」とは、気軽にくつろぐこと、警戒心がなく、心がのびのびしているさまのことです。
「気まづい」とは?
「気まづい」とはしません。
「つ」の濁音である「づ」ではなく、「す」の濁音である「ず」を使用します。
「気まずい」は漢字で書くと「気不味い」になります。
「不味い」は「まずい」と読み、書き表すときには「づ」ではなく「ず」を使用するので、「気まずい」という書き方になります。
しかし、「気づまり」とするときには、「ず」ではなく「づ」です。
漢字では「気詰まり」と書き、「詰まり」は「つまり」「づまり」なので、「ず」ではなく「づ」を使って「気づまり」とします。
「気まずい」と「気まづい」の違い
「気まずい」と「気まづい」はどちらが正しいのか迷うことがありますが、正しくは「気まずい」です。
「気まずい」には、お互いの気持ちが合わなくて不快なさまという意味があります。
まとめ
「気まずい」でも「気まづい」でも音は同じなのですが、文字にするときには「ず」を使用するのが正解で、「気まずい」とします。