「泣き虫」と「弱虫」では一見すると同じような意味の言葉に見えなくもないです。
ですが、同じような意味合いではあってもその違いははっきりしています。
その違いをしっかり説明していきたいと思います。
「泣き虫」とは?
「泣き虫」という言葉はその言葉のとおりの意味ですぐに泣いてしまう人の事を意味しています。
ですが、「泣き虫」というのは決して弱い人間という意味ではないです。
何かあった時にすぐに泣きはしますが、それがイコール弱さとはならないです。
例えば何かで感極まってしまって泣いてしまうような人も「泣き虫」の部類に入るので、「泣き虫」だから弱い人間とはならないです。
「弱虫」とは?
「弱虫」というのはすぐに恐怖心を抱いてしまうタイプの人間を意味しています。
普通のタイプの人間ならそこまで恐怖心を抱かないようなシーンでもすぐに恐怖心を持ってしまうような人が「弱虫」の人の特徴です。
このタイプの人間はすぐに怖気づいてしまうのですごく頼りないと周囲の人間に思われがちです。
そこが「泣き虫」との大きな違いになります。
「泣き虫」の場合は単に涙脆い人にも当てはまるのですが、「弱虫」の場合は精神的に脆い人という事になります。
「泣き虫」と「弱虫」の違い
「泣き虫」と「弱虫」で決定的に違うのが「泣き虫」であるからその人を頼れないという事はないですが、 「弱虫」の人の場合はその人を頼れないというのがあります。
それは「弱虫」の人はすぐにビビってしまって肝心なところで上手くいかないという事があるからです。
ですが、「泣き虫」の人の場合は泣く事はあってもそれで頼りにならないという事はないからです。
涙脆さがあっても頼りがいはあります。
まとめ
「泣き虫」はただ泣くだけの人で「弱虫」は基本ビビりの人間です。
肝心の時に役に立つのは「泣き虫」の方が圧倒的に多いです。