この記事では、「津波」と「ビッグウェーブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「津波」とは?
「津波(つなみ)」とは、「地震・海底火山噴火などによる地殻変動(海底地形の変化)を原因とする非常に波長が大きな波」を意味しています。
「津波」とは、「海岸(沿岸部)に急に押し寄せて大きな被害をもたらす高さ数メートル~数十メートルの大波」を意味している言葉なのです。
「津波」は一つの波の動きが数キロ以上にわたって続いていて、その波の高さも数十メートル以上になることがあります。
「ビッグウェーブ」とは?
「ビッグウェーブ」とは、「海上で吹いている風や月の引力(潮の満ち引き)で発生するある程度大きな波(高さがある波)」を意味している言葉です。
「ビッグウェーブ」という言葉は、「サーファーなどが波乗りしたいと思って待ち望んでいる大きな波で、大規模な自然災害などにはつながらないもの」を意味しているのです。
さらに「ビッグウェーブ」には、「現在の時点で、瞬間風速的に盛り上がっている流行現象・ムーブメント」といった意味合いもあります。
「津波」と「ビッグウェーブ」の違い!
「津波」と「ビッグウェーブ」の違いを、分かりやすく解説します。
「津波」も「ビッグウェーブ」も「大きな波」を意味しているということでは共通していますが、「津波」というのは「地震・海底火山の噴火などによる地殻変動を原因とする非常に波長が大きな波、大きな自然災害をもたらす恐れのある大波」を意味しています。
「津波」に対して「ビッグウェーブ」のほうは、「海上で吹いている風や月の引力などによって起こる大きな波(自然災害などをもたらすわけではないサーファーなどが望んでいる波)」を意味している違いがあります。
また「ビッグウェーブ」は「津波」にはない、「今、瞬間風速的に盛り上がっている流行現象・ムーブメント」の意味合いも持っています。
まとめ
「津波」と「ビッグウェーブ」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「津波」とは「地震・火山活動などの海底地形の変化を原因として、海岸を急に襲う非常に大きな波」を意味していて、「ビッグウェーブ」は「月の引力や海域で吹いている風によって発生する大きな波」「瞬間風速的に発生する流行現象・今が旬の勢いがある出来事」を意味している違いがあります。
「津波」と「ビッグウェーブ」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。