「渾身の演技」とは?意味や使い方、例文などを分かりやすく解釈

「渾身の演技」とは?意味と使い方

この記事では、渾身の演技の意味を分かりやすく説明していきます。

渾身の演技とは?意味

渾身の演技の意味とは、体全体を使って気持ちを表す、満身の演技を見せて、その時の感情を表現するときに使われる言葉です。


渾身の演技の言葉の使い方や使われ方

渾身の演技の言葉の使い方は、力いっぱいに体を使って表現する、全力で気持ちを伝えるときに使われることが多いです。

普通の感情ではない、特別の感情を相手に向けて伝えたいと強く思った人は、体の一部だけではなく、表情や手、足まで全身を使って力一杯に伝えれば、より相手へ自分の気持ちを強く伝えられると考えます。

一生懸命に身振り、手振りで感情や思いを表すことで、より人の心に強く伝わる言葉になるわけです。


渾身の演技の類語や言いかえ

渾身の演技という言葉の類語や言い換えについてご紹介します。

・満身(まんしん)
体中、全身との意味を持つ満身は、満身創痍として使われていることが多い言葉で、全身傷だらけとの意味合いになります。

・体全部(からだぜんぶ)
体全部で自分の体重を支えますが、支えきれないといったときに使われる渾身の演技の言い換えです。

いい記録を出すために体全部を使って走りきる、体全部が筋肉痛になってしまった状況で使われています。

渾身の演技を使った例文と使用例

渾身の演技を使った例文を3つご紹介します。

・彼女は渾身の演技でその場の危機的状況から脱出した。

渾身の演技で相手をその気にさせ、信用を得て逃がしてもらったことで自分に迫る危険から脱出したときに使います。

他にも、早くその場所から立ち去りたいと思った時、渾身の演技を見せて、その場所から早く移動することができた。

時間がないときに、一刻も早く次の現場に行かなければならないので、焦った様子を渾身の演技をして見せることで人に早く行かせなければいけないとの気持ちにさせる場合にも使われています。

・彼は渾身の力を込めて最後まで大変なことをやり遂げた 渾身の力を込めるとは、自分が持っている力を精一杯込めて、物事をやり遂げようとするときに使う類語です。

危機的状況に追い込まれると、人は渾身の力を込めて、その危機から早く脱出しようと試みようと行動する言葉にもなります。

・彼女は渾身のパフォーマンスを披露して多くの人々を感動させた 渾身のパフォーマンスを披露するとは、人の前で楽器の演奏や演技をする時に使う渾身の演技の言い換えです。

全身の力を振り絞って、より人にいい演奏を聞かせてあげたい、演技を見せたいと思う時に使われます。

この渾身のパフォーマンスを披露することで人の心を掴み、揺さぶる感動的な状態にするわけです。

まとめ

自分の気持ちを強く相手に伝える意味がある渾身の演技。

危機的状況にぶつかった時、この言葉を使い、その場からうまく切り抜けてみるのもいいでしょう。

ときには人を感動させ、気持ちを強く掴みたいと思うときにも使える言葉です。

うまく日常生活に取り入れて、相手に自分の気持ちを、しっかり全身を使って伝えてみるのもいい言葉の使い方です。

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