「無理」と「不可能」の違いとは?分かりやすく解釈

「無理」と「不可能」の違い違い

この記事では、「無理」「不可能」の違いを分かりやすく説明していきます。

「無理」とは?

「無理(むり)」とは、「実際に行うことが困難であること」を意味しています。

「無理」というのは、「実現しづらい・行いづらい」を示している言葉になります。

「無理」の表現には、「心理的に、その行為を行いにくかったりやりたくなかったりする」といった意味のニュアンスが含まれています。

そのため、「無理」「本気でやれば何とかできるかもしれないが、気持ちの面でやりづらい・やりたくない」の意味を持っているのです。

また「無理」には、「理屈が成り立たず道理に反している」という意味もあります。

「無理する」の用法では、「強引に行う・わざとそのように振る舞う」の意味になります。


「不可能」とは?

「不可能(ふかのう)」とは、「可能ではないこと」を意味しています。

「不可能」という言葉は、「できること」を意味する「可能」を、「打ち消し」の意味を持つ「不」で否定しています。

そのため、「不可能」「ある物事ができる可能性がないこと、できる可能性がゼロであるさま」を示しているのです。

「不可能」の表現は、「どんなに頑張ってもできない・必死にやってもできない」といった意味のニュアンスを持っています。

「不可能」は、「物理的な制約によってできない・心身の機能の限界でできない・法律などのルールによってできない」などの意味合いを備えています。


「無理」と「不可能」の違い

「無理」「不可能」の違いを、分かりやすく解説します。

「不可能」「やっても絶対にできないこと」を意味しているため、基本的に「できる可能性」は0%になります。

一方、「無理」という言葉は「やってもまずできないであろうこと」を意味しているため、「できる可能性」は低いのですが「0%ではなくわずかながらも可能性がある点」が違っています。

「不可能」「可能ではないこと・できる可能性はゼロであること」を示しています。

「無理」のほうは「実現可能性が低いこと・実行しづらいこと・(精神的要因で)やりたくないこと」を意味しているという違いを指摘できます。

また「無理」には、「道理が成り立たないこと」という「不可能」にはない意味もあります。

「無理」の例文

・『親戚からお金にまつわる無理なお願いごとをされましたが、今の私の状況では助けになることはできないので断りました。』

・『偏差値55の大学の模試でさえC判定だったのに、今からいくら勉強しても東大に合格するなんて無理に決まっています。』

「不可能」の例文

・『人が生身で宇宙空間で生き延びることは不可能ですが、宇宙ステーションがあればある程度の期間は生活ができます。』

・『不可能を可能にしてみせると豪語していた著名な登山家が、ヒマラヤ山脈の危険なバリエーションルートで連絡が取れなくなっています。』

まとめ

この記事では、「無理」「不可能」の意味の違いや例文を紹介しましたがいかがでしたか。

「無理」「不可能」の意味の違いを詳しくリサーチしたい場合には、この記事の内容をチェックしてみてください。

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