「焼肉」とは?
「焼肉」という言葉を聞くと「大好き」「毎日でも食べたい」と思う人が多いかもしれません。
この「焼肉」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「焼肉」は文字通り、肉を焼いた料理のことを言います。
広い意味では、肉を焼いて食べる料理はすべて「焼肉」となります。
一般的に「焼肉を食べに行こう」という時の「焼肉」の食材は、牛肉や豚肉が中心で、ウィンナーなどの加工肉や、キャベツや玉ねぎなどの野菜を一緒に焼いて食べることもあります。
網や鉄板の上に肉や野菜を置き、炭やガスなどの直火で焼きながら食べる料理を指します。
「バーベキュー」とは?
「バーベキュー」という言葉を聞いた時も、「大好き」「キャンプで食べたい」などのイメージが思い浮かぶかもしれません。
「バーベキュー」にはどのような意味があるでしょうか。
バーベキューは、主に屋外で調理をする料理で、バーベキュー用の調理器具を使い、肉や野菜などを焼いて食べる料理のことを指します。
肉を串に差して炭火で焼いたり、鉄板の上で焼いたりします。
また野外で行われる、肉を中心とした料理の総称や、野外パーティそのものを「バーベキュー」と呼ぶこともあります。
「焼肉」と「バーベキュー」の違い
「焼肉」と「バーベキュー」の違いはどのようなものでしょうか。
まず調理をする場所が、「焼肉」は屋内、「バーベキュー」は野外という違いがあります。
また「焼肉」は火にかけた肉をそのまま食べる「直火料理」なのに対して、バーベキューは調理してできあがった肉を、皿などに移して、その後食べるという違いがあります。
つまり、「焼肉」は食べる人が焼け具合を見て、好きなタイミングで「完成」とみなし口の中に入れるのに対し、「バーベキュー」は料理する人が、最後まで料理を仕上げて、食べる人に振る舞うという様式の違いがあります。
このように「焼肉」と「バーベキュー」には、いくつかの違いがあり、区別することができます。
日本での「焼肉」と「バーベキュー」の一般的なイメージの違い
日本における「焼肉」と「バーベキュー」のイメージは、一般的にどのように違うものでしょうか。
いちばん大きな違いは、「どの国の料理か」という違いではないでしょうか。
「焼肉」のイメージは「韓国」由来という印象があり、「バーベキュー」のイメージは「アメリカ」由来という印象がありそうです。
そのため「焼肉」の本場に行くとなると韓国旅行をすることになり、「バーベキュー」の本場に行くとなると、アメリカ旅行をすることになるでしょう。
実際に「焼肉」の名店は、韓国籍の人が経営しているお店が多く、「バーベキュー」作りが上手な人は、ジーンズ姿にテンガロンハットをかぶるなど、アメリカナイズされた服装をしている印象があります。
「焼肉」の英語
「焼肉」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
例えば“roast meat”(ローストミート)という表現があります。
また“mixed grill”(ミックスグリル)には「焼肉の盛り合わせ」という意味があります。
さらに男性なら大好きな「焼肉定食」は“a set meal with grilled meat”(アセットミールウィズグリルドミート)という英文で表現することができます。
海外旅行に行った時、「焼肉」を食べたい時は、このような英語を使って現地の人にお店の場所を聞いてみましょう。
「バーベキュー」の英語
「バーベキュー」を英語にするとどのようになるでしょうか。
「バーベキュー」はそもそも、英語をカタカナ語にした言葉です。
そのため「バーベキュー」は“barbecue”(バーベキュー)になります。
また“barbecue”の頭文字を取って、“BBQ”と表現することもあります。