この記事では、「牛歩サークル」【ぎゅうほさーくる】の意味を分かりやすく説明していきます。
「牛歩サークル」とは?意味
「牛歩サークル」【ぎゅうほさーくる】とは、同人誌を買うときサークルに並べば列がちっとも前に進まず、会計できない状態を指す言葉です。
そのため、しだいに長蛇の列になってしまうのですが、その歩みが一定に進むのであればそれは「牛歩サークル」とは言わず、とにかくゆっくり前に進んでは立ち止まるを繰り返す残念な状態を言い表します。
この状態になる原因としては、サークルが人気であればあるほど販売するグッズや本が売れるため会計するまでの時間が遅くなっていくわけです。
そんな列に並ぶ人はずっと立ちっ放しであるため疲れるだけではなく、他のサークルに並ぶ気力も時間も失っていきます。
「牛歩サークル」の概要
同人誌が流行ればお客が増えますし、レジを1人で切り盛りしているサークルの列も長くなり、対応できない状態になることを「牛歩サークル」と呼びます。
サークル側もこの混む状況を想定していないのでスタッフも慌てふためき、ますます作業が捗らない状態になります。
中には故意に会計を遅くしているサークルもあり、あえてレジ係を増やさないようにしたり、会計を遅くして列がずっと続いている状態を作り出しているのです。
長蛇の列ができる人気がある大手サークルの特徴としては、たいがい新刊は1種だけ、グッズと新刊をセットにして売っています。
すべて同じ金額に設定し、売るものの数を少なくすれば会計も捗ります。
「牛歩サークル」の言葉の使い方や使われ方
同人誌を購入するためにサークルのレジに並びますが、その列の進みがまるで牛がのったりと歩くように進みが遅い状態であれば、その列は「牛歩サークル」と言います。
この「牛歩サークル」はかなり進みが遅く、ときに立ち止まってしまうなど並ぶ人の神経が乱れるほど進まないのも特徴的。
列に並んでいるのは一般参加者でもあり、同人誌を買うため列に並んで購入するわけですが、その場に売られているものから欲しいものを購入するので、会計係もその都度計算して梱包するため時間がかかってしまいます。
サークルの数には複数あり、販売する同人誌にも違いがありますので、並ぶ客は自分が欲しいものがある所に並び、会計されるのを待つわけです。
「牛歩サークル」を使った例文(使用例)
・『牛歩サークルを防ぐには預布物の値段を暗算できるようにしておくことが大切』
・『会計係を3人以上にして、無配は先にセットしておけば牛歩サークルも効率よく進む』
・『同人誌が完売するまでサインは受け付けないのが人気牛歩サークルの特徴でもある』
酷い「牛歩サークル」を防ぐには、前もって500円、2,000円ときりがいい値段にしておけば会計も効率良くできますし、細かなお釣りを渡すために計算しなくても済むので、「長蛇の列を早めに解消できるわけです。
また、会計係を2人よりも3人にしておけばより効率良く梱包できますので、列に並んでいる人のストレスを解消できます。
そして、同人誌が完売するまではスケブしない、サインも受け付けないのがポイントで、後からアナウンスなどで何時から受け付けると伝えるといいでしょう。
まとめ
一般参加者も、先に何を買うか決めておき、お金もあらかじめ自分で計算して用意しておけば早く「牛歩サークル」を抜け出せます。
いくら列が解消しないからといって、苛立つ気持ちにならないよう心に余裕を持ってサークルに並ぶようにしましょう。