この記事では、「猛者」と「亡者」の違いを分かりやすく説明していきます。
「猛者」とは?
「猛者」の意味と使い方について紹介します。
「猛者」の意味
「猛者」は「もさ」と読みます。
意味は「力の優れた勇敢な人」「技能に優れた人」「荒々しい人」になります。
「猛者」の使い方
「猛者」の意味は以下の3つです。
1つ目は「勇敢な人」という意味で、相手が強くても自分から立ち向かっていく人のことを言います。
古くは「もうざ」と読み、「歴戦の猛者」など、数多くの戦を経験して名を上げている人に対して使われます。
2つ目は「技能に優れた人」という意味で、ある分野で非常に優れた能力を発揮して、活躍する人ことを言います。
「柔道部の猛者」と言えば、柔道の部活で最も優れた技能がある人という意味です。
3つ目は「荒々しい人」という意味で、言動が荒っぽく、すぐにケンカ腰になる人のことを言います。
「猛」は「たける」とも読み「勢いがはげしい様子」という意味があり、3つの意味に共通しています。
「亡者」とは?
「亡者」の意味と使い方について紹介します。
「亡者」の意味
「亡者」は「もうじゃ」と読みます。
意味は「仏教用語で、亡くなった後に成仏できずにさまよっている魂のこと」「金銭や色欲などにとりつかれている人」という意味です。
「亡者」の使い方
「亡者」には以下の2つの意味があります。
1つ目は「亡くなった人」という意味で、生前に悪行したりなど心がけが悪く、死後に成仏できず冥途でさまよっている魂のことを言います。
2つ目は「金銭は色欲などにとりつかれている人」という意味で、「金の亡者」など、ある物への執着が異常である様子に使われます。
「猛者」と「亡者」の違い!
「猛者」は「力の優れた勇敢な人」「技能に優れた人」「荒々しい人」です。
「亡者」は「亡くなった後に成仏できずにさまよっている魂のこと」「金銭や色欲などにとりつかれている人」です。
まとめ
今回は「猛者」と「亡者」の違いをお伝えしました。
「猛者は勇敢な人」、「亡者は亡くなった人」と覚えておきましょう。