「白玉団子」と「月見団子」の違いとは?分かりやすく解釈

「白玉団子」と「月見団子」の違いとは?違い

秋は季節が色鮮やかなこともあり、風雅なイベントも沢山あることで有名です。

特に月見は昔から行われてきた行事であり、月を見ながらお団子を食べることから子供にも人気です。

お団子には「白玉団子」「月見団子」がありますが、この2つは似ているようでかなり違う特徴を持っています。

この記事では、「白玉団子」「月見団子」の違いを分かりやすく説明していきます。

「白玉団子」とは?

「白玉団子」とはもち米からできた白玉粉を使った団子のことであり、これは非常にモチモチ感があるのが特徴です。

新鮮な出来上がりとなることから色々なお菓子に使われることが多いのですが、長時間経ってしまうと形崩れが多くなってしまうので、長い時間の保存には向きません。

「白玉団子」はモチモチ感と弾力感があることから、あんみつやぜんざい、お汁粉、和スイーツなど色々なメニューに使われています。

柔らかいこともあり細かい飾りつけには向いていませんが、手軽に作れることから自作料理からお店のメニューまで人気のお団子です。


「月見団子」とは?

「月見団子」とはうるち米からできた上新粉を使った団子のことであり、これは弾力のある形状になるのが特徴です。

「月見団子」はお供えをするという形式からある程度弾力性があることが求められているので、上新粉を使うのが適切とされています。

最近ではうるち米ともち米を混ぜ合わせた団子粉を使った「月見団子」も作られています。

お月見は中国の中秋節や日本の収穫の祝いを合わせてできた習慣であり、秋に収穫されたお米で作られた「月見団子」や野菜などを供えてお祝いをします。

お祝いの儀式ということもあり、「月見団子」を初めとして色々な飾りつけをすることも多いのですが、その際に固めな「月見団子」は便利であり、可愛いウサギなどをデザインするものもあります。


「白玉団子」と「月見団子」の違い

「白玉団子」は白玉粉からできており、新鮮でモチモチ感があるのですがあまり長期間の保存には向きません。

「月見団子」は上新粉や団子粉からできており、こちらはお供え物として長期間の保存が可能です。

「白玉団子」の例文

・『白玉団子がたくさん入ったぜんざいを食べて大満足しました』
・『子どもと一緒に白玉団子を作り、和スイーツにアレンジしました』

「月見団子」の例文

・『月見団子は可愛らしいウサギのデザインが施されており、癒された』
・『窓にすすきと月見団子を飾り、秋の風景を楽しんだ』

まとめ

お団子は白い形状もあり同じような種類に見えることが多いのですが、使っている粉によってその形質が異なります。

「白玉団子」は新鮮でモチモチ感が楽しめますし、「月見団子」は飾りつけやお供え物として便利な形状となっています。

「月見団子」は食欲の秋に作られることが多いのですが、「白玉団子」は季節を問わずに楽しむこと可能なので、和スイーツとしても人気があります。

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