「目に余る」とは?意味
「目に余る」には、「程度がひどくて、黙って見ていられないほどだ」という意味があります。
また「数が多くて、一目で見渡せないほどだ」という意味があります。
「目に余る」の読み方
「目に余る」の読み方は、「めにあまる」になります。
「目に余る」の表現の使い方
「目に余る」の表現の使い方を紹介します。
「目に余る」には、「程度がひどくて、黙って見ていられないほどだ」という意味があります。
そのため、態度が悪すぎて、黙って見ていられない人の様子は、「態度が悪くて、目に余る」と「目に余る」を使って表現できます。
また「目に余る」には、「数が多くて、一目で見渡せないほどだ」という意味があります。
例えば、空いっぱいにムクドリが飛んでいる場面を見た時、「目に甘えるムクドリの大群を見た」などと言います。
「目に余る」を使った例文や短文など
「目に余る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
「目に余る」を使った例文1
「彼氏の浮気癖が『目に余る』ため、お灸をすえる」
この例文は、彼氏の浮気癖の程度がひどく、黙って見ていられないため、こらしめるという意味があります。
彼氏はこれから、彼女に厳しい説教をされるのかもしれません。
このように程度がひどく、黙って見ていられないほどの時、「目に余る」という言葉を使ってみましょう。
「目に余る」を使った例文2
「部屋がごちゃごちゃしていて、『目に余った』ため、代わりに掃除した」
この例文は、部屋がごちゃつきの程度がひどく、黙って見ていられないと感じたため、代わりに掃除をしたという文章になります。
一人暮らしをしている息子の部屋の様子が、「目に余り」代わりに母親が掃除をしたような状況かもしれません。
「目に余る」の類語や類義語・言い換え
「目に余る」の類語や類似を紹介します。
「無茶苦茶」【むちゃくちゃ】
「無茶苦茶」は「無茶」を強める言葉で、「物事の順序が、筋道だっていない様子」という意味があります。
「無茶苦茶な説明」という言葉には、「説明の順序が、筋道だっていないため、分かりにくい」という意味があります。
「度を越す」【どをこす】
「度を越す」には、「普通の程度を越える」という意味があります。
「度を越した辛いもの好き」「度を越して怒る先生」などという使い方をします。