この記事では、「着実」と「確実」の違いを分かりやすく説明していきます。
「着実」とは?
「着実」の意味と使い方について紹介します。
「着実」の意味
「着実」は「ちゃくじつ」と読みます。
意味は「落ち着いて、確かにものごとを行うこと」「あぶなげなく手堅いこと」になります。
「着実」の使い方
「着実」は、冷静な状態で、確かにものごとが進んでいる状態のことを言います。
早いペースではなく、少しずつですが、間違いなく目的に向かっている時の表現です。
現在大きな成果が出ている訳ではありませんが、目標達成に近づいている時に使います。
「確かで間違いがない様子」という意味は「確実」と共通していますが、「着実」には「冷静に」という意味が含まれています。
基本的に人に対して使われる言葉で、「着実に実績を積む」など、慌てずにしっかり行動する様子に対して使われます。
「確実」とは?
「確実」の意味と使い方について紹介します。
「確実」の意味
「確実」は「かくじつ」と読みます。
意味は「はっきりとしていて間違いのないこと」になります。
「確実」の使い方
「確実」は、このままでいけば、黙っていてもそうなることは間違いないことを言います。
こちらは人の行動だけではなく、あらゆるものごとに対して使われます。
生きているものでなくても「これだけ言い材料を使えば確実に美味しくなる」などに使います。
逆に「着実」は動きがあるものい対して使いますので、入れ替えて使うことはできません。
また、「確実」にはスピードは関係なく、早くても遅くても使われます。
「着実」と「確実」の違い!
「着実」は「ものとごが落ち着いて間違なく進んでいること」です。
「確実」は「はっきりとしていて間違いのないこと」です。
まとめ
今回は「着実」と「確実」の違いをお伝えしました。
「着実はゆっくり間違いなく進んでいる」、「確実は間違いがない」と覚えておきましょう。