「秋田犬」と「柴犬」の違いとは?分かりやすく解釈

「秋田犬」と「柴犬」の違い違い

この記事では、「秋田犬」「柴犬」の違いを分かりやすく説明していきます。

「秋田犬」とは?

「秋田犬(あきたいぬ)」とは、「国の天然記念物(日本犬は全7種・現存6種)に指定されている秋田県原産の日本犬・大型犬の一種」です。

「秋田犬」はアジアスピッツ系に分類される犬種で、足腰が丈夫でオオカミのDNAに近いとされるマタギ犬(山岳狩猟犬)を祖先に持ちます。

日本犬で唯一の大型犬である「秋田犬」のオスは体高約64~69センチ、体重約27~41キロ、メスは体高約58~64センチ、体重約23~36キロになります。

「秋田犬」は飼い主には忠実ですが知らない人(犬)には攻撃的な性格をしていて、その毛色には「赤・白・虎(黒・胡麻は絶滅状態)」があります。


「柴犬」とは?

「柴犬(しばいぬ)」とは、「国の天然記念物に指定されている日本原産の日本犬・小型犬の一種」です。

「柴犬」は、日本で飼われている日本犬種の約80%を占めるほど人気がある犬です。

「柴犬」の名前の由来は、「小さな雑木をくぐり抜けて猟を支援する・赤褐色の毛が枯れ柴に似ている・小さなものを意味する古語の柴」などにあると考えられています。

「柴犬」のオスは体高約35~43センチ、体重約10キロに、メスは体高約33~41センチ、体重約8キロになります。

「柴犬」は毛が短くて耳が立っており、尾(しっぽ)は巻いています。

その毛色は、「赤(赤茶)・胡麻・黒・白」などがあります。

「柴犬」の性格は飼い主にはとても忠実で馴れますが、よそ者には警戒心が強いので番犬にも適しています。


「秋田犬」と「柴犬」の違い!

「秋田犬」「柴犬」の違いを、分かりやすく解説します。

「秋田犬」「柴犬」の大きな違いは、「秋田犬」「大型犬(オスの体高約64~69センチ・体重約27~41キロ)」であるのに対して、「柴犬」「小型犬(オスの体高約35~43センチ・体重約10キロ)」であるということです。

「秋田犬」「柴犬」よりも顔周囲の毛が少し長い特徴があり、少し困ったような(タレ目に見えるような)顔つきをしている違いもあります。

「柴犬」「秋田犬」と比べると、顔周辺の毛が短くて、「キリッとした目つき・シャープな顔つき」をしています。

「秋田犬」の性格は「温和で飼い主などには情が深い」というものですが、「柴犬」には「マイペースで独立心が強い」といった違う性格特徴があります。

また「秋田犬」の平均寿命は約10年ですが、「柴犬」の平均寿命は約12~15年である違いも上げられます。

まとめ

「秋田犬」「柴犬」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「秋田犬」とは「秋田県原産の日本犬の一種・日本犬の中では唯一の大型犬種」を意味していて、「柴犬」「日本原産の日本犬の一種・日本犬の中で一番小さい犬種」を意味している違いがあります。

「秋田犬」「柴犬」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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