「祝辞」と「挨拶」の違いとは?分かりやすく解釈

「祝辞」と「挨拶」の違い違い

この記事では、「祝辞」「挨拶」の違いを分かりやすく説明していきます。

「祝辞」とは?

「祝辞(しゅくじ)」とは、「結婚式・入学式・卒業式などの公式的な式典・会合で、相手に対して送るお祝いの言葉(メッセージ)」を意味している言葉です。

「祝辞」という言葉は、「入学・入社・卒業・結婚といった人生の新たな門出(出発の節目)を迎える人に対して、フォーマルな場面(式典)で伝えられるお祝いの言葉・スピーチ」のことを意味しているのです。


「挨拶」とは?

「挨拶(あいさつ)」とは、「フォーマルな式典・会合において、出席者(相手)に対して伝えられるポジティブな内容の言葉・スピーチ」のことを意味している言葉です。

「挨拶」と呼ばれる式典・儀式・会合などにおけるスピーチの内容には、「尊敬する気持ちを伝える内容」「喜び祝う気持ちを伝える内容」「感謝の気持ちを伝える内容」「謝罪する気持ちを伝える内容」の4種類があるとされています。

そのため、喜んでお祝いする気持ちを伝えるための「祝辞」も、「挨拶」の一つとして考えることができるのです。


「祝辞」と「挨拶」の違い!

「祝辞」「挨拶」の違いを、分かりやすく解説します。

「祝辞」「挨拶」「フォーマルな式典や会合において、複数の人たちの前で話される言葉・スピーチ」という意味合いでは共通していますが、「挨拶」のほうが「祝辞」よりも「話題にして話す内容の種類が多い」という違いを指摘できます。

「祝辞」というのは「卒業・結婚など、これから新たな人生の門出を迎える人たちに対して送るお祝いのメッセージ」だけを意味しているのですが、「挨拶」のほうは「喜んでお祝いする言葉」以外のいろいろな種類の言葉(メッセージ)を送る可能性があるという違いがあります。

例えば、「挨拶」には「祝辞」にはない、「尊敬する気持ちを伝える言葉」「感謝の気持ちを伝える言葉」「謝罪する気持ちを伝える内容」といったさまざまな別の種類のお祝いではない話題・内容があるのです。

まとめ

「祝辞」「挨拶」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「祝辞」とは「結婚式・卒業式などの公式の会合・式典において、新しい人生の門出をお祝いするために送られるスピーチの言葉」を意味していて、「挨拶」「公式の会合・式典において、尊敬や感謝などの気持ちを込めて行われるポジティブな内容のスピーチ」を意味している違いがあります。

「祝辞」「挨拶」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。

違い
意味解説辞典