この記事では、「移民」と「難民」の違いを分かりやすく説明していきます。
「移民」とは?
「移民」は(いみん)と読みます。
「移」は「位置が変わる」「他のところへ動かす」、そして「民」は「人々」を表す漢字です。
このことからも分かるように「移民」は、自国から離れて他の国へ移動した人を意味する言葉です。
日本にはまだ移民の数は少数ですが、世界を見渡すと移民として自国から他の国へ引っ越して暮らしている人はたくさんいます。
このような人たちが移民となった理由や、仕事や家族との生活、または自国への不満などがあります。
さて移民大国といえばアメリカでしょう。
19世紀半ばになるとヨーロッパから多くの人が移民としてアメリカに渡りました。
ちなみに有名な映画「ゴットファーザー」もイタリアからアメリカに移民として渡った少年のマフィアのボスとしての人生がテーマです。
また「移民」を表す英語「immigration」は外来語の「イミグレーション」として、時々耳にする言葉です。
「難民」とは?
「難民」は(なんみん)と読みます。
「難」は「難しい」「苦しみ」「災い」、「民」は「人々」を表す漢字です。
この漢字が示すように、「難民」とは戦争や紛争、思想の弾圧、宗教迫害、人種差別、政治弾圧、食糧危機などの理由で、自国から離れた人を意味します。
「難民」問題は大きな社会問題で、現在でも内戦地域から安全な場所を目指して自国を去る人、もしくは自国から追われる人々が後を絶ちません。
そのためにヨーロッパではこの「難民問題」が政治の大きなテーマになっています。
ちなみに2019年には日本の難難民認定率は0. 4パーセントでした。
ドイツの25パーセントと比較すると、日本はいかに難民の受け入れが少ないかわかります。
「難民は」英語で「refugees」 で、ニュースなどで耳にする難民キャンプは「refugee camp」となります。
「移民」と「難民」の違い
「移民」と「難民」の違いを、分かりやすく解説します。
「移民」と「難民」はどちらも自分の故郷を後にして、他の国や地域に移り住んだ人を意味します。
しかし「移民」のカテゴリーの中に「難民」が含まれるといえます。
「難民」は生命の危険のために自国から逃げてきた「移民」と考えると理解しやすいと思います。
夢を持ち自分の意思で自国から違う国へ移住する のとは違い、着の身着のままで自国から逃げてく「難民」は非常に厳しい状況に置かれています。
小さなボートに何十人もの難民が乗り込み、そのボートが沈没するなどの悲劇も起きています。
まとめ
「移民」と「難民」は、「移民問題」「難民問題」として世界的に議論されている社会問題です。
日本ではまだこれらの問題に興味を持つ人の数はそれほど多くありません。
しかしグローバル化が進む現代は人の動きは活発になっているので、いずれは日本でもこのようなテーマについて、現在以上に考えることを要求されるようになるはずです。