「立場」と「役割」の違いとは?分かりやすく解釈

「立場」と「役割」の違い違い

この記事では、「立場」「役割」の違いを分かりやすく説明していきます。

「立場」とは?

「立場」の意味と使い方について紹介します。


「立場」の意味

「立場」「たちば」と読みます。

意味は「人が立っているところ」「その人が置かれている地位や状況、面目」「その状況に沿った考え方」です。


「立場」の使い方

「立場」には以下の3つの使い方があります。

1つ目は元の意味で「実際に人が立っているところ」です。

2つ目は元の意味から転じて「その人の置かれている社会的な地位や状況、面目」という意味で、「不利な立場に追い込まれた」などと言います。

3つ目は「その状況にいる人が当然考えること」という意味で、「医師の立場から手術を勧める」などと言います。

上記に共通しているのは、「ある人が置かれている、勝手に変えられない状況」という点です。

「役割」とは?

「役割」の意味と使い方について紹介します。

「役割」の意味

「役割」「やくわり」と読みます。

意味は「仕事や分担を振り分けること」「社会生活において、その人の職務や地位に応じて与えられている期待や働き」です。

「役割」の使い方

「役割」には以下の2つの使い方があります。

1つ目は「仕事をひとりひとりに振り分けること」という意味で、「これで自分の役割を果たした」などと言います。

2つ目は「社会的に、その人の地位や職務に応じて与えられている、期待や働き」という意味で、「上司は損な役割だ」などと言います。

上記に共通するのは、「誰かから与えられたやるべきことで、全体の一部分」という点です。

「立場」と「役割」の違い!

「立場」「その人が置かれている地位や状況、面目、或いはそれに見合う考え方」です。

「役割」「誰かから与えられたやるべきとして期待されている仕事」です。

まとめ

今回は「立場」「役割」の違いをお伝えしました。

「立場は人の状況」「役割は人に与えられた仕事」と覚えておきましょう。

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