「老若男女問わず」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「老若男女問わず」

老若男女と書いて、ろうにゃくなんにょと読みます。

老若は、老人と若者、男女は男性と女性の事です。

そう、老若男女とは、老人も若者も、男性も女性もみんなひっくるめてといった意味があります。

略して、あらゆる人々の事を指します。

「老若男女問わず」の意味

老若男女問わずの意味は、年齢は性別に関係なく、子供から老人まで、男性女性みんな全てといった事です。

誰でも同じ、共有できる場合によく使われる言葉です。

「老若男女問わず」の言葉の使い方

老若男女問わずの言葉の使い方としては、誰でもみんなといった時に使用されます。

みんな平等に、訳隔てなくといった意味が込められているので、一般大衆を対象としたイベントやサービス、会合などを開く際に使用される言葉です。

「老若男女問わず」を使った例文・短文(解釈)

ここでは「老若男女問わず」という言葉を使った例文について紹介します。

「老若男女問わず」の例文1

「あの人は、誰にもで親切だから老若男女問わずに誰からでも好かれる性格だ」

老人、若者、男性、女性と分け隔てする事なく、常に誰にでも親切に接しているから、いつもみんなの人気者だという場合に老若男女問わずといった言葉が用いられます。

誰にも優しいといった表現を使うよりは、老若男女問わずといった表現を用いた方が、本当に異性や若者だけでなく、小さな子供にも優しい、老人にも親切だといったニュアンスをはっきり伝える事ができます。

それによって、この人は本当に誰にでも分け隔てなく親切な対応ができる人なんだ、といった事がわかるのです。

「老若男女問わず」の例文2

「このお茶は、老若男女問わずに幅広い世代の人に愛され続けているロングセラーだ」

子供から老人まで、男性だけでなく女性にも人気のお茶が、長い間高い人気を誇っていて発売当初からずっと売れ続けているといった状態を示します。

お茶の購買者のターゲット層が、幅広い世代だという事をアピールするフレーズです。

お茶といった消耗品である飲料を開発する際にも、どのような世代、層をターゲットに持ってくるのか?によって、味やボトルのデザイン、ネーミングの付け方も大きく変わってきます。

最近では、自動販売機の売り上げも上昇傾向にあるので、お茶の製品開発でも老若男女といった、幅広い層をターゲットにして開発する例が増えているのです。

「老若男女問わず」の例文3

「このタレントは、老若男女問わずに愛され続けている国民的アイドルです」

若い世代だけ、高齢者、男性、女性に限らずに、幅広い世代層のハートを鷲づかみするような魅力的なタレントの存在を賞賛する時に、ファン層の幅広さをアピールする際に老若男女問わずといった表現を用います。

通常のタレントですと、若者だけ、高齢者だけ、男性、女性といった風に、ファンの層も特定の分野に限られる人が多い中で、幅広い世代に愛され続けているというタレントは、それだけ素晴らしい才能を秘めている事になります。

老若男女問わずに幅広い世代に愛されるタレントは、NHKといった国民放送のドラマの主役に抜擢されたり、各種CMで活躍する事ができるから、あちこちでひっぱりだこ状態なのです。

「老若男女問わず」の例文4

「このショッピングモールは、老若男女問わずに幅広い世代の客層でいつも賑わっている」

最近では、各地で大型ショッピングモールが建設されていますが、大型ショッピングモールの客層のターゲットは、若者、高齢者、男性、女性と特定の層に限らずに、子供からお年寄りまで、男性女性と幅広い世代層の客層を集めるための様々な工夫が凝らされています。

だから祝日の大型ショッピングモールの客層を覗いてみると、赤ちゃんからお年寄りまで、様々な世代の人々で賑わっている様子が伺えます。

大型ショッピングモールで努めるスタッフ達も、どの世代にも対応できるように、徹底したサービスが行き届くような社員教育が推進されているのです。

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