「耳目をそばだてる」とは?意味や使い方を解説

ことわざ・慣用句

「耳目をそばだてる」

生活をしていると時に相手の話や動向を注意深く見なくてはいけないことがあります。

死仕事・用事・人間会計など様々な場面で意識を向けます。

しかし時には相手にそれを求めることもあります。

そんな時に「耳目をそばだてる」という言葉を使うこともあります。

あまり耳にしない言葉ですが、社会に出ると聞くこともあるため、知っておかないと恥をかくこともあります。

プライベートでなくても仕事上で必要とされる言葉となります。

「耳目をそばだてる」の意味

「耳目をそばだてる」の意味として、基本的には特定の物事に対して視線や耳などの注意を向けることを言います。

「耳目をそばだてる」の構成として「耳と目」「そばだてる」の二つに分かれます。

そばだてるという言葉は何かに意識を傾ける・興味を持つ・注意深くなるといった意味を持ちます。

それに耳と目が加わることで、「注意深く聞いたり見たりする」と言った意味になります。

また「耳目をそばだてる」は相手に悟られず、秘密裏に意識するということも意味します。

「耳目をそばだてる」の言葉の使い方

「耳目をそばだてる」という言葉は自分にも周りにも使う言葉であり、注意深くなってほしい時に使います。

周りで何か起こっているがあまり見ている・聞いている・意識していることを悟られたくない状況の時などが適応します。

その時に周りに対して「耳目をそばだてるように」と促したり、自分に対しては「耳目をそばだてるようにしていた」と終わった後で説明するようにして使われます。

そのため何か起こっているときには周りに対して使い、自分に使うことは少ないです。

すでに終わったときには自分にも使われます。

また出来事の当事者に対しては使うことは少なく、多くはそれを見ていた・聞いていた人の中で使われます。

そして使っていることを悟られらいようにすることも必要です。

「耳目をそばだてる」を使った例文・短文(解釈)

「耳目をそばだてる」という言葉は何かが起こったときに使われますが、使い方を間違えるとトラブルにもなりかねません。

普段なかなか使うことが少ない言葉のため、どのような使い方になるのか、例文とその解釈を紹介します。

「耳目をそばだてる」の例文1

「今部屋の外で同僚と上司が資料を見ながらひそひそ話をしている。離れているとよく聞こえなくて。気になるから近くで耳目をそばだてているよ」

この場合、上司と同僚の行動・言動に対して注意深く観察していることを意味します。

その際、近くまで行くがあくまで上司・同僚には悟られないように行動しています。

またそれを周りの人に今の状況を伝えながら注意深く観察し、情報を得ようとしています。

「耳目をそばだてる」の例文2

「私の家のペットがいつも夕方になると窓際で耳目をそばだてている。近づくとすぐにペットはその場を離れてしまうから、何が気になるのかはわからないけどね」

この場合、耳目をそばだてているのはペットとなり、飼い主はそれを観察しています。

そして飼い主がペットが何に興味があるのか知ろうと近づくと逃げるため、一定の距離を保ちつつ観察しています。

そのためペットは窓から見える・聞こえるものに対して注意を向け、そんなペットに対して飼い主は耳目をそばだてている状況です。

「耳目をそばだてる」の例文3

「いちいち俺のすることに耳目をそばだてるな。気になるだろ」

この場合、周りの人が当事者(俺)に対して耳目をそばだてているがそれに気づいており、指摘している状況です。

耳目をそばだてられる状況は周りにとってはある種の人間観察のような楽しみにもなります。

しかし当事者としては不快に思うことも多いです。

そのため周りの人の「耳目をそばだてる」は失敗に終わり、本人から注意されています。

「耳目をそばだてる」の例文4

「私の知らないところで耳目をそばだてるようなことが起こった」

この場合、本人は直接かかわっていない場所で何かの出来事が起こっています。

そしてそれは本人からしてもとても関心を持ってしまうほどの大ごとと言う意味を指します。

「耳目をそばだてる」は通常の「意識する」よりもより強い意味を持つため、その関心の大きさから「耳目をそばだてる」という言葉を使っています。