「腐れ縁」と「運命」の違いとは?分かりやすく解釈

「腐れ縁」と「運命」の違い違い

この記事では、「腐れ縁」「運命」の違いを分かりやすく説明していきます。

「腐れ縁」とは?

「腐れ縁」とは、離れたいと思っても、離れられない悪い縁のことを言います。

つまり好ましくない相手なのですが、切ることが難しい関係に対して使う言葉です。

批判的に言う場合と、冗談めかして言う場合とありますので、相手との関係性を見極めてどのような意味合いで言っているのか判断する必要があります。

「彼とは入社以来の腐れ縁だ」「旦那とは腐れ縁でここまでやってきた」などと言う場合は冗談や自嘲といった意味合いと解釈できるでしょう。

一方で悪い仲間、迷惑をかける親族などに対して使う場合は単純に「悪い縁」という意味のことが多くなります。


「運命」とは?

「運命」とは、天命によって定められた人の運といった意味になります。

人間関係においては、人に訪れるめぐり合わせといった意味合いで、非常に良い意味で使うことが多いのですが、その人の人生を良くも悪くも大きく変えるといった意味で使う場合もあります。

「彼は運命の相手」「彼女は僕の運命の人だと、会った瞬間思った」などと、言う場合は非常に良い意味です。

一方で「あの男と出会ったばかりにこんなことになった、運命を呪う」「彼女に目をつけられたのが、僕の運命の尽きだと諦めた」などと言いますと、悪いめぐり合わせといった意味合いになります。


「腐れ縁」と「運命」の違い!

「腐れ縁」「運命」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも人間関係においてよく使われる言葉という共通点があります。

一般的に「腐れ縁」とは離れようとしても離れることができない悪縁という意味ですので、好ましくない人間関係、縁を切ることが難しい時に使います。

批判的か自嘲的な意味となりますので基本的にいい意味はないと覚えておきましょう。

一方の「運命」とは人の上に訪れるめぐり合わせ、定められた人の運といった意味になります。

特に男女関係において「運命の人」と言えば、ベストパートナーといった意味になりますので結婚する相手のことを「運命の人」と言い表すことも多いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「腐れ縁」「運命」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味をよく理解して、使いこなしていきましょう。

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