この記事では、「自粛警察」を分かりやすく説明していきます。
「自粛警察」の意味
自粛に従わない国民に対して、正義感、愛国心、使命感によって、取り締まりを行う少し迷惑な一般人
「自粛警察」の解説
2020年のコロナ禍において、行政の自粛命令に従わないお店、国民に対して、密告したり、家に手紙を送りつけたり、SNSを使って拡散したりという「正義感に基づく注意活動」をする人達を「自粛警察」と言います。
実際の「警察」ではなくあくまでも個人的に行っている活動です。
他県ナンバーの車に乗っている、旅行鞄を持って電車に乗っているというだけで「旅行している(自粛していない)」と決めつけて、嫌がらせ行為をしてしまうといった危険性もはらんでいます。
「自粛警察」の使われ方
「買い物に行く時、私の車は使わない。
他県ナンバーだから自粛警察に何をされるかわからない」
「隣の旦那が、自粛警察みたいなことしているから、しばらく顔を出すな」
「うちの店は、自粛警察に嫌がらせの貼り紙をされたりSNSで誹謗中傷されている」
「自粛警察から、大事な車を守る為、県内在住者ですというステッカーを購入した」
「あなたのやっていることは、自粛警察という名のストーカーだ」
などと、使います。
正義の行為も行き過ぎると、嫌がらせ行為、ストーカー行為となる場合もあるのです。