「裸足」と「素足」の違いとは?分かりやすく解釈

「裸足」と「素足」の違い違い

この記事では、「裸足」「素足」の違いを分かりやすく説明していきます。

「裸足」とは?

「裸足」には2つの意味があります。

一つは、足に何も履いていない状態です。

野生動物は足に何も履かずに生活をしていますが、人間は足に何かを履きます。

たとえば、靴、サンダル、靴下などです。

こういったものを履く目的は、硬いものを踏んで足を怪我しないため、寒さを防ぐため、物を落としたときの衝撃を和らげるためなどです。

靴や靴下など、何も足に履いていない状態が「裸足」です。

何も履かないことの健康への影響が注目され、何も履かずに走ったりしたり、学校で何も履かずに過ごしたりなどする取り組みが行われています。

もう一つの意味は、専門家もかなわないほどであるのです。

「くろうとはだし」といいます。


「裸足」の使い方

足に何もつけていない状態を指して使用する言葉です。

どんなに薄い素材のものでも、何も履いていない状態を指しています。

特に靴や下駄などを履いていない状態を指して使用します。


「素足」とは?

靴、靴下、サンダル、下駄などを履いていない状態のことです。

何も履かない、むきだしの足という意味です。

夏は気温が上昇することで汗をかきやすくなります。

少しでも涼しくするために、肌をなるべく覆わない服装をするようになります。

足もなるべく覆わないようにすることがあります。

家で普段スリッパを履いていた人も、スリッパを履かなくなったり、靴下も履かなくなったりします。

この、何も履いていない状態が「素足」です。

しかし、「素足でサンダルを履く」といったように、何かを履いているときでも「素足」ということがあります。

この場合は、靴下を履いていないという意味になります。

「素足」は、外を歩くときに履くもの、たとえば靴、サンダル、下駄などを履いていないという意味と、靴下やストッキングなど足に身につける衣類をつけていないという2通りの意味にとることができる言葉です。

「素足」の使い方

履物を履いていないという意味や、靴下などの衣類を身につけていないという意味で使用をします。

「裸足」と「素足」の違い

どちらの言葉も足に何もつけていない状態を指しており、意味はほぼ同じです。

しかし、使い方に違いがあります。

「裸足」は靴を履いていないという意味で使うことが多いです。

「素足」は靴を履いていない、靴下を身につけていない、どちらの意味でも使用をします。

「裸足」の例文

・『裸足で歩いていたらガラスを踏んでケガをした』
・『慌てていたら裸足で家を出てきてしまった』
・『裸足になって庭で遊ぶ』
・『足のマッサージを受けるために裸足になる』

「素足」の例文

・『素足で快適に過ごす』
・『素足で歩くとフローリングに足あとがつく』
・『素足で靴を履く』
・『夏になると素足で過ごすことが増える』

まとめ

2つの言葉はほぼ同じことを指しているのですが、使い方に違いがあります。

違い
意味解説辞典