この記事では、「許してクレメンス」【ゆるしてクレメンス】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「許してクレメンス」とは?
相手が傷つくことを言ってしまったとき「許してクレメンス」と可愛らしく謝れる謝罪の言葉になります。
「~してくれ」と自分がやってしまった行動や言動が悪いことであり、謝りたいと思う人が使うことで相手の怒りを静めるわけです。
そんなに酷いことを言ったわけでもなく、少し行き過ぎたことを言ってしまったときや、ズレたことを言って困らせたとき、掲示板相手に謝罪するとき使います。
自分が相手よりも下手に出て、謝るときに最適です。
「許してクレメンス」の概要
言葉の由来は、アメリカのメジャーリーガーであったヤンキースの選手であるロジャー・クレメンスという野球選手の名前が「許してくれ」の「くれ」とかぶっており、言いやすいことから若者の間で使われ出したスラング用語です。
流行る元となったサイトが2ちゃんねるの「なんでも実況ジュピター」であり、野球用語を考えては書き込み、盛り上がるのが流行っていたことからでした。
相手にひどいことを言って苛立たせたときや、嫌われそうなことを口ばしったときなど「まずいな」と感じた人が「許してクレメンス」とかわいらしく謝ることで相手の気持ちを改善できる言葉です。
類義語には「許してひやしんす」があり、仲の良い相手に対して「やっちゃった」「許して」と自分が間抜けで迷惑かけてしまったことに「ごめん」という気持ちを伝えられます。
「許してクレメンス」の使い方や使われ方
掲示板でやり取りしている人に対して「下手なこと言ってしまってご免なさい」と許してほしいとき、下手に出ながら謝るとき使える言葉です。
謝る相手も酷く苛立ち、すごく怒らせてしまったときではなく、少し苛立っているとき「機嫌なおして」という気持ちを込めて謝るとき使います。
初めての人では失礼にあたるスラング用語ですので、仲の良い友達や趣味仲間、兄弟姉妹など同じ目線で話せる相手に対してかわいらしく謝りたいときに使えば「仕方がないな」と気持ちをつかめる言葉になります。
「許してクレメンス」を使った例文(使用例)
・『俺が悪かった。許してクレメンス』
・『冗談だよ。許してクレメンス』
・『許してクレメンス。もうあんなこと言わないから、機嫌なおして』
相手が少し苛立っているなと感じたとき「悪かった」という気持ちをさりげなく伝えられる言葉になりますし、冗談が行き過ぎたときは謝れる言葉になります。
機嫌なおして、仲良くしてほしいと思うときは謝れる謝罪言葉です。
まとめ
少し言い過ぎたな、悪いことを言ってしまったと思うときさりげなく謝れるのが「許してクレメンス」です。
SNSや掲示板、チャットなど幅広く使えて、相手も「まったく、仕方ないな」と思わず許してあげたくなる謝罪の言葉として使ってみるといいでしょう。