似たような場面で使われる言葉ですが、「評価」と「判断」の意味の違いを知っていますか。
この記事では、「評価」と「判断」の違いを分かりやすく説明していきます。
「評価」とは?
「評価」には、品物の価格を決めること、事物や人物の善悪・美醜を判断して決めること、事物や人物に関してその意義や価値を認めることという意味があります。
骨董品の価値を決めるとき、仕事の成果を認めるとき、人物の態度の評価など、さまざまな場面で「評価」という言葉が使われます。
「評」には、あげつらう、はかる、物事のよしあしを判断するという意味があります。
「価」には、ねだん、ねうちという意味があります。
「判断」とは?
「判断」には、物事の善悪・真偽などを見極めて決めることという意味があります。
占いで吉凶を決めることも「判断」といいます。
「判断」でいう物事の善悪を見極めるのは自分自身であり、自分自身の考えによって善悪・真偽などを決めて、考えを定めます。
しかし、「判断を任せる」のように使うこともあります。
「断」には、たちきる、きめる、わけを述べるといった意味があります。
「評価」と「判断」の違い
「評価」と「判断」の違いを、分かりやすく解説します。
「評価」は、品物、事物、人物に関して使われる言葉で、善悪・美醜・価値などを決めることを意味します。
「評価額」というときには、何らかの基準があり、それに従って価値を決めます。
「判断」は、事物や人物に関して善悪や審議を決めて、自分の考えを定めることです。
「判断」は自分の考えで決めるものです。
まとめ
「評価」も「判断」も似たような場面で使われる言葉ですが、2つの言葉は使われ方が違います。