この記事では、「講習会」と「セミナー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「講習会」とは?
「講演会」とは、1人の話者が大勢の人に対して何らかの話をする会のことを指します 英語では“lecture”と言います。
「講演会」は、比較的大きな場所で行われ、座席のみ用意されている場合が多くなっています。
「講演会」は、題目について詳しく説明や話ができる専門家や著名人などを講演者として招き、参加した人々に対して題目について詳しく演説します。
基本的に意見公開はされず、後援者が一方的に話す形になります。
その分野について知識を深めたい場合に自ら参加するのが特徴です。
「セミナー」とは?
「セミナー」とは、必要な知識を持っている講師が受講者に教えたり、意見交換したりする会を指します。
「セミナー」の語源は、ドイツ語の「ゼミナール」で、少人数の生徒が指導者の元、特定のテーマで討論や研究をするという意味です。
「セミナー」は講師が参加者に教える形を取りますので、専門的な分野のテーマがあり、そのテーマに受講者が興味を持っている事が前提となります。
そのため、誰でも参加するという訳ではなく、ある程度専門家やその分野について知識を得たい人が集まりやすい場となります。
また質疑応答の時間が設けられており、参加者は質問したり参加者同士が意見交換することも可能です。
人数も30人から50人程度のそれほど大きくない規模で行われる事が多く、多くても数回の開催で終了する事が多くなっています。
「セミナー」は幅広く参加者を公募しますが、受講者がテーマに興味があり参加する事になりますので、積極的に参加するという場合が多くなっています。
「講習会」と「セミナー」の違い
「講習会」と「セミナー」の違いは、いくつか挙げられます。
ひとつは、その規模が挙げられます。
「講習会は」は著名な講師を呼び、大規模な会場などを借り、参加者は椅子に座り一方的に講習者な話を聞くという形を取ります。
対して「セミナー」は、中規模の人数を集め、机と椅子が用意された場所で、専門のテーマにそって講義し、議題に沿った質問を受け付けたり、意見交換することが可能です。
まとめ
「講習会」は、基本的に一方的に話すことが多くなっていて、参加する年齢層や性別も非常に幅広いものになります。
その上、題材についても専門的な分野を始め、専門家や著名な人物を呼び、その分野の知識がない場合でも参加する事ができます。
そしてその話の内容を聞くことによって参加者が有意義な時間を過ごせたと思えれば「講演会」は成功と言えるでしょう。
「セミナー」は、中規模の人数や場所にて行われ、基本的に参加者全員がそのテーマにおいて知識があったり興味がある場合に参加します。
最近では「講習会」と「セミナー」はあまり区別なく使用される場合が多くなっています。