この記事では、「赤伝処理」を分かりやすく説明していきます。
「赤伝処理」の意味
既に処理済みの伝票を取り消す処理
「赤伝処理」の解説
「赤伝処理」は「あかでんしょり」と読みます。
意味は、「既に処理済みの伝票を取り消す処理のこと」です。
経理で、一度伝票を起票して帳簿に付けたり、現在では経理システムにインプットした数字を、取り消す処理のことを言います。
例えば「間違って二重計上した」「仕入れたものを返品した」「入金があった」などの場合に処理する伝票を「赤伝」と言うのです。
本来は「入金伝票」ですが、ビジネススラングとして「赤伝処理」と使われています。
因みに、「出金伝票」は「青伝」、「振替伝票」は「黒伝」になります。
「赤伝処理」の使われ方
「赤伝処理」は、会社で経理処理する時に使われます。
経理部門で「赤伝処理お願いします」「赤伝処理済みです」などと使います。
仕訳する時には貸借が発生するのですが、便宜上「赤伝」と使われています。