この記事では、「逕庭拳」と「二重の極み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「逕庭拳」とは?
「逕庭拳」は漫画「呪術廻戦」の主人公である悠仁が扱う技の一つです。
技の仕組みは通常攻撃のパンチの後に遅れて魔術が上乗せされ破壊力を増すというのがこの技になりますが、実際の世界においては魔術のような得体のしれないものを自己の身体能力に付与させることは不可能です。
これは、あくまでコミックなどの創作のお話で実際に何かを自己の身体にプラスさせることは不可能です。
「逕庭拳」の使い方
「逕庭拳」の使い方ですが、敵を粉砕することに使用しますが、「呪術廻戦」の世界では、呪術が身体能力を凌駕するのに対して、主人公は身体能力が高いが故、呪術が遅れる形で作用するため通常攻撃を防ぎきられても呪術が作用し、攻撃を通すのです。
「二重の極み」とは?
「二重の極み」は、コミック「るろうに剣心」の左之助が扱う攻撃術で打撃攻撃を有効活用した打撃です。
仕組みは、打撃時にこぶしを曲げることで再度曲げたこぶしから衝撃を打ち出すという仕組みですが、あくまでコミックだから成功する打撃法で通常の打撃をあえてこぶしを曲げてしまうと威力が半減しますので意味をなさない打撃です。
何故なら、衝撃を与える場合、物体を折り曲げてしまうと衝撃は折り曲げた部分から拡散しますので有効となりません。
それだったら、もう一発のこぶしで相手を殴り倒す方が効果的です。
「二重の極み」の使い方
「二重の極み」の使い方は、打撃の衝撃をフルに生かす場合使用します。
漫画では、理論上一回の打撃の衝撃を2回にすることで威力を上げるとしていますので、一つのこぶしで2回ぶん殴ったとしています。
「逕庭拳」と「二重の極み」の違い
「逕庭拳」と「二重の極み」の違いですが、衝撃のみを後から付与するか、呪術を後から付与するかという違いで、実際には両社は同じ性質を持っており、ただの打撃攻撃です。
あえていうなれば、漫画原作者曰く、呪術を付与しているため「二重の極み」と同じ性質であるが、作品が異なるが故「呪術廻戦」では、呪術、「るろうに剣心」では、打撃による衝撃としています。
まとめ
「逕庭拳」と「二重の極み」の違いですが、両者ともに打撃攻撃による何かを付与することは同じです。
ですが、「逕庭拳」は、呪術、「二重の極み」はこぶしがぶつかるときの衝撃としているため違いについては、呪術を付与するかあくまでこぶしから派生する衝撃を付与するかという違いがあります。
ですが、実際に、「二重の極み」を実践してもあまり威力が上がらないのは、衝撃をこぶしを折り曲げることで緩和しているため、うまく衝撃が機能していないことがあり、理論的にも間違っている必殺技ではないかと言われています。
それだったら、もう一つのこぶしで殴るか、蹴り上げる方が効果的であるためあくまでこぶしの衝撃は腕力などが関係していると考えた場合、こぶしを折り曲げるのは自殺行為であると言えます。