「道の駅」と「サービスエリア」の違いとは?分かりやすく解釈

「道の駅」と「サービスエリア」の違い違い

この記事では、「道の駅」「サービスエリア」の違いを分かりやすく説明していきます。

「道の駅」とは?

一般幹線道路に設けられた、駐車場付き休憩施設のことです。

地域の特産品の販売、地域の情報提供なども行われています。

管理・運営は、道路管理者と地域の自治体などが行っています。

この施設には、トレイ、駐車スペース、電話などが設置されており、一般的にはこれらの設備は24時間利用可能です。

施設ごとに地域の工夫がされており、地元農家が栽培した野菜、地元住民が作った特産品などが販売されていることがあります。

たとえば、木更津東にある「木更津 うまくたの里」では、地元の農家が栽培した野菜や果物を詰め合わせた「うまくた野菜BOX」や、千葉の特産品である落花生、房総で採れるひじきやのりなどが販売されています。

また、レストランを設けている施設もあります。

レストランでは、地域の特産品を使った料理が提供されていることが珍しくありません。

大規模なところでは、宿泊施設や温泉なども備えています。

「道の駅」は長距離運転者の休憩所として設置されはじめたのですが、近年はここで販売されているものを目的に訪れる人が少なくありません。


「道の駅」の使い方

一般道路に設けられている休憩施設を指して使用する言葉です。

道路管理者と地域の自治体が提携をし、国土交通省により登録されたものをいいます。


「サービスエリア」とは?

「サービスエリア」には2つの意味があります。

一つは、放送局や基地局から発する電波が届く範囲です。

インターネットを使用せずにラジオを聞くことができるのは、放送局から発する電波を受信器が受け取るからです。

ラジオの電波の場合は、どこまでも電波が届くわけではありません。

フランスの放送局が発する電波を日本で受け取るのは難しいでしょう。

このように、電波が届く範囲には限りがあります。

こういった電波が届く範囲を「サービスエリア」といいます。

もう一つの意味は、高速道路で、トイレや給油所などを設置している区画です。

この区画には、一般的にはトイレ、給油所、駐車場、レストラン、売店が設けられています。

高速道路は一般道のように、道のかたわらに車を停めて休憩することができません。

連続運転で疲れる運転者のために設けられている区画です。

「サービスエリア」の使い方

高速道路に設けられた区画を指して使用することが多いです。

「道の駅」と「サービスエリア」の違い

どちらも道路に設けられている休憩できる場所ですが、道路の種類が違います。

「道の駅」は一般幹線道路に設けられており、「サービスエリア」は高速道路に設けられています。

また、「道の駅」では地域の特産品の販売や地域の情報の提供などが行われていますが、「サービスエリア」ではこのようなことが行われていない場合があります。

まとめ

どちらも道路に設けられた休憩する場所ですが、設置されている道路の種類が異なります。

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