「陸戦型ガンダム」と「ガンダムEz8」の違いとは?分かりやすく解釈

「陸戦型ガンダム」と「ガンダムEz8」の違いとは?違い

ガンダムシリーズには無数の派生作品があり、それに従いガンダムと名のつくモビルスーツも大量に存在します。

一つの派生作品で生まれた複数のガンダムに関しては、関連性と違いがわからない方も多いでしょう。

この記事では、「陸戦型ガンダム」「ガンダムEz8」の違いを分かりやすく説明していきます。

「陸戦型ガンダム」とは?

「陸戦型ガンダム」は機動戦士ガンダム本編に登場したガンダムの余剰パーツから作られた、量産型のガンダムです。

ガンダムのパーツは非常に厳しく品質管理していたため、規格外品も大量に発生しました。

そのパーツの有効活用と、モビルスーツの量産試験を兼ねて設計し直された機体が「陸戦型ガンダム」です。

宇宙戦用のパーツを外したため用途が陸戦に限定されましたが、それだけに地上での使用前提の改良も施されました。

ただし規格外品で作られているため、各機体に性能のバラつきがあり、それを抑えるためリミッターが掛かっています。


「ガンダムEz8」とは?

「ガンダムEz8」「陸戦型ガンダム」が初登場した作品、機動戦士ガンダム 第08MS小隊において、主人公であるシロー・アマダが乗っていた「陸戦型ガンダム」を、大規模に現地改修した機体です。

「陸戦型ガンダム」は戦線まで補修に十分なパーツが供給されていませんでした。

そこで陸戦型ジムを始めとした流用できそうなパーツを使い、現地改修を行った後の機体を他の機体と区別するために、小隊名にちなんだ愛称(Ez8)を付けた名前が「ガンダムEz8」です。


「陸戦型ガンダム」と「ガンダムEz8」の外見の違い

「陸戦型ガンダム」は元となったガンダムと外見が似通っており、V字のアンテナ、頭部や腕部と下半身は白く、胸部と腹部が青いカラーリングをしています。

それに対して「ガンダムEz8」は腹部と足底部はダークブルーでそれ以外は白一色のカラーリングです。

またアンテナも密林ではV型では破損しやすかったため、I型のロッドアンテナを右側頭部に付ける形になっています。

「陸戦型ガンダム」と「ガンダムEz8」の性能の違い

「陸戦型ガンダム」「ガンダムEz8」は、性能面では見た目ほど大きな差はありません。

「陸戦型ガンダム」は同型機でも性能差が大きく、それを抑えるためにリミッターを掛けられています。

そのため規格外品でも高性能なガンダムのパーツを活かしきれておらず、有物で改修した「ガンダムEz8」でもほぼ性能差はありません。

一応「ガンダムEz8」は搭乗者であるシローが扱いやすいよう調整され、胸部バルカンを頭部に移し、胸部装甲を追加など、武装面は多少変化しています。

ただし元が同じ機体なので、使える武装も変わりません。

まとめ

「陸戦型ガンダム」はガンダムの余りから作られた試作量産機であり、「ガンダムEz8」はOVA作品の主人公が「陸戦型ガンダム」を有物で修理改造したものです。

そのため主人公のシローや、OVAの舞台により適しているのは「ガンダムEz8」ですが、どちらが強いというほど大きな差はありません。

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