「震撼する」とは?意味や使い方、例文や意味を解釈

「震撼する」とは?意味と使い方

この記事では、「震撼する」の意味を分かりやすく説明していきます。

「震撼する」とは?意味

「震撼する」の読みは、「しんかんする」で、その意味は、「ふるい動かされることや、ふるえあがることや、おどろかされてふるえること」を指します。

「震撼する」「震」の漢字の訓読みは「ふる(える)」で、また「撼」の字の訓読みは「うご(かす)、 ゆ(らぐ)、 ゆ(るがす)」であることから、上記の意味となります。


「震撼する」の概要

「震撼する」とは、先に記載した様に、何らかのショックを受けたりして、震え上がることを意味する言葉であり、心をふるい動かされることを表現します。

心がふるい動かされると言っても、この言葉を使う場合は、良い事柄に対して使われる事はありません。

悪い事柄が起きた場合に使われるものです。

一般的には、大きな自然災害や凶悪な事件を見聞きする事により、それに驚き、恐怖心を抱いたような場合に使われます。

ただ、例外的にふるい動かすと言う点を強調する使い方として、『彼の人間離れした驚異的な世界新記録に、世界中が震撼した。

』のようにポジティブな意味合いで使われる場合もあります。

しかし、こうした使い方は例外的であり、褒めるつもりで誤って使うと、失礼に当たることもあり、安易に使わない方が良いとも言えます。


「震撼する」の言葉の使い方や使われ方

「震撼する」は『アメリカで起きた9. 11同時多発テロには、全米のみならず、世界中が震撼した。』や『東日本大震災での未曽有の津波には、世界中が震撼しました。』や『真理オーム教による地下鉄サリン事件は、東京都民のみならず、全国民が震撼した。』の様に使われます。

この使い方例は、先に記載したネガティブな場面で使われる、一般的な使われ方です。

一方で、余り使われる事は少ないポジティブな意味合いで使われる例としては、『ラグビーワールドカップで世界の一流選手の超人的なプレーに、日本中のラグビーファンが震撼した。』と言ったように使う事もありますが、使う場合には先にも記しましたが、おかしな表現にならぬように、十分注意する必要があります。

「震撼する」の類語や言いかえ

「震撼する」の類語や言い換えとしては、「動揺する」「驚愕する」「戦慄する」などが挙げられます。

まとめ

「震撼する」とは、「ふるい動かされることや、ふるえあがることや、おどろかされてふるえること」を意味する言葉です。

一般的には、「震撼する」と言う言葉は、大きな自然災害や凶悪な事件等の悪い出来事を見聞きした場合に、それに驚き、恐怖心を抱いたような場合に使われます。

しかし例外的に人間離れした様な驚異的な行動や記録等のポジティブな事柄に対して使用される場合もあります。

ただし、褒めるつもりで使った「震撼する」の言葉が、失礼に当たったり、おかしな表現となる可能性もあり、使用する場合には十分な注意が必要と言えます。

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