この記事では、「面白くない」と「つまらない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「面白くない」とは?
「面白くない」は「おもしろくない」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「興味をそそられない」という意味で、全く心が引かれない様子を言います。
2つ目は「笑える要素がない」という意味で、笑いたくても笑えないことを言います。
3つ目は「不快でモヤモヤすること」という意味で、気分を害することを言います。
4つ目は「思った通りにならない」という意味で、好ましい状態にならないことを言います。
5つ目は「趣がない」という意味で、野暮であったり、殺風景であるなど、風流に欠ける様子を言います。
上記に共通するのは「心が引かれない」という意味です。
「面白くない」の使い方
「面白くない」は「興味をそそられない」「笑える要素がない」「不快でモヤモヤすること」「思った通りにならない」「趣がない」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、副詞として「面白くなくて」と使われたり、過去形として「面白くなかった」と使われたりします。
基本的に、対象となるものに対して興味を引かなかったり、不快に感じることに使われる言葉です。
「つまらない」とは?
「つまらない」の意味は以下の通りです。
1つ目は「興味を引かない」という意味で、意識したり注目する気が起きない様子に使われます。
2つ目は「大したものではない」という意味で、粗末なものであるという謙遜の意味で使われることが多くなります。
3つ目は「時間をかける価値がない」という意味で、意味がないと思うことを言います。
4つ目は「やった甲斐がない」という意味で、それまでやってきた内容に見合わないことを言います。
上記に共通するのは「価値がない」という意味です。
「つまらない」の使い方
「つまらない」は「興味を引かない」「大したものではない」「時間をかける価値がない」「やった甲斐がない」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、副詞として「つまらなくて」と使われたり、過去形として「つまらなかった」と使われたりします。
基本的に、取るに足りず価値がないと思うことの使われる言葉です。
「面白くない」と「つまらない」の違い
「面白くない」は「対象となるものに対して興味を引かなかったり、不快に感じること」という意味です。
「つまらない」は「取るに足りず価値がないと思うこと」という意味です。
「面白くない」の例文
・『最近仕事が面白くない』
・『あの芸人は全然面白くない』
・『マウンティングされて面白くない』
・『それは私にとって面白くない話だ』
「つまらない」の例文
・『何ともつまらない映画だった』
・『つまらない物ですが、お収め下さい』
・『つまらない噂話に加わりたくない』
・『ここで諦めたら何ともつまらない』
まとめ
今回は「面白くない」と「つまらない」について紹介しました。
「面白くない」は「興味がわかない」「不快である」、「つまらない」は「価値がない」と覚えておきましょう。