この記事では、「A・COOP」と「生協(CO・OP)」の違いを分かりやすく説明していきます。
「A・COOP」とは?
「A・COOP」の意味と概要について紹介します。
「A・COOP」の意味
「A・COOP」は「えーこーぷ」と読みます。
意味は、「農業協同組合の購買部門のひとつで、スーパーマーケットの形態を持つ店舗のこと」です。
「A・COOP」の概要
「A・COOP」は「Agriculture(農業)Co-Operation(協力)」の頭文字で、農家版の生活協同組合 (COOP)として、独自ブランドである「エーコープマーク品」の販売を行っている店舗のことです。
農業協同組合は「JA」とも呼ばれ、農業に従事する人達が、相互扶助としての運営する協同組合であり、そこが運営するスーパーのことを「A・COOP」と言うのです。
地産地消を目指した商品をメインに取り扱っていて、地元農家をサポートしています。
「A・COOP」は原則組合員が利用する店舗ですが、中には非組合員でも利用できるところもあります。
「生協(CO・OP)」とは?
「生協(CO・OP)」の意味と概要について紹介します。
「生協(CO・OP)」の意味
「生協(CO・OP)」とは「消費生活協同組合」といい、組合員がお金を出し合い、全員が利用する為に運営して、お互いのくらしを向上させていくことを目的とした組織のことです。
「生協(CO・OP)」の概要
「生協(CO・OP)」は、正しくは「生活協同組合」といい、「Co-Operation(協力)」を略した言葉です。
一般市民が会員となって出資して、運営や利用をして、共同で安く商品を購入できる様にする組合のことを言います。
「生協(CO・OP)」の店舗では、食品や日用品が売られている点は普通のスーパーと同じです。
違いは、「生協(CO・OP)」は会員である消費者が出資して、お互いの暮らしを守り、質を高めることを目的としているところにあります。
会員には割引がありますが、一般の人も利用できるところもあります。
「A・COOP」と「生協(CO・OP)」の違い!
「A・COOP」は「農業協同組合が運営するスーパーのこと」です。
「生協(CO・OP)」は「消費者が自ら出資して、運営・利用する購買組合のこと」です。
まとめ
今回は「A・COOP」と「生協(CO・OP)」の違いをお伝えしました。
「A・COOPは農業協同組合」、「生協(CO・OP)は一般消費者の組合」と覚えておきましょう。