この記事では、「cc」と「ml」の違いを分かりやすく説明していきます。
「cc」とは?
“cubic centimeter”の略で、立方センチメートルの単位です。
体積を表します。
「cc」は液体に使われることが多い単位です。
たとえば、レシピ本にこの表示が見られることが多くあります。
料理を作るときには、水、牛乳、ダシなど液体を使うことがあります。
それらをどれくらい使うのか表すときに、「cc」が用いられます。
野菜、魚、小麦、肉などの固形物は「g」でどれくらい使用するのか表すことが多いのですが、液体は「g」で表すこともあれば、「cc」で表すこともあります。
「g」でも「cc」でも、間違いではありません。
水の場合は1ccで1gです。
「cc」の使い方
液体の容積を表すときに使用します。
販売されている飲料に使われることは少なく、レシピ本などで使われています。
「ml」とは?
“millilitre”のことです。
体積の単位を表します。
体積とは、立体が空間を占める割合のことです。
1立方センチメートルが1mlになります。
1mlは1Lの1000分の1です。
つまり、1000mlで1Lになります。
水は比重が1. 0ほどなので、「ml」ではかったときと「g」で」はかったときで、ほぼ同じ量です。
「ml」の使い方
計量カップ、飲料、レシピなどでこの表示が見られます。
液体の体積を表すときに使われている言葉です。
販売されている飲料は、「ml」や「L」で表すこともあれば「g」や「kg」で表すこともあります。
どちらで表しても間違いではありません。
容器につめるときに重さで管理しているときは「g」や「kg」、容積で管理しているときには「ml」や「L」を使っているようです。
たとえば、甘酒だと「g」で表示されることもあれば、「ml」で表示されることもあります。
牛乳、ミネラルウォーが-、茶などは「ml」で表示されることが多いです。
レシピでは、牛乳や水など液体の分量を表すときに使用されます。
「g」で示されることもありますが「ml」の方が一般的です。
水は1mlで1gですが、牛乳は1mlで1. 03gほどになります。
液体によって比重が違い、「ml」ではかったときと「g」ではかったときの量が違ってしまうことがあります。
そのため、レシピで「ml」と書かれているなら、「ml」で計量する必要があります。
「cc」と「ml」の違い
どちらも体積を表しています。
1ccが1mlです。
液体に対して使われることが多くあります。
「cc」の例文
・『100ccの牛乳を用意してください』
・『水50ccを加えます』
・『200ccの水を鍋に入れて沸騰させます』
・『計量カップを使って水20ccをはかる』
「ml」の例文
・『毎日牛乳を200ml飲んでいます』
・『水150mlを混ぜてください』
・『きっちり300mlを用意してください』
・『200mlまではかれる計量カップ』
まとめ
どちらも記号で、体積を表すときに使われています。