この記事では、「gkbr」の意味を分かりやすく説明していきます。
「gkbr」とは?意味
ガクガクブルブルの略。
おびえて震えること。
ゴキブリの略でもある。
「gkbr」の概要
「gkbr」はネットスラングの一種で「ガクブル」と読みます。
おびえてガクガクブルブル震える様子を表した擬態語です。
「gkbr」は、インターネットの電子掲示板「2ちゃんねる」で使われていたネットスラングです。
掲示板のスレッド内でユーザー同士が使っていた特有の用語で「マターリ」「ort」などと共に「2ちゃんねる語」とも呼ばれ、頻繁に使われていました。
これはローマ字でgakugakuburuburuと表記してga、ku、bu、ruの頭文字をとってつなげ「gkbr」に短縮したものです。
これは「2ちゃんねる」から発祥して流行したkwsk(詳しくの略)やggrks(「ググれカス」の略、それぐらい自分で検索しろ、の意)と同じタイプのスラングとなっています。
「gkbr」などの2ちゃんねる語は2005年頃から流行し始めましたが、今となっては見かけることが少なくなっています。
なお、ゴキブリ(gokiburi)の略として使われることもありますが、ガクガクブルブルが本来の意味といえるでしょう。
「gkbr」の言葉の使い方や使われ方
「gkbr」は、身の毛もよだつような恐怖に遭遇した時に「gkbr」あるいは「gkbrした」のような使い方をします。
恐怖、衝撃を端的に表現したい時に使うのが効果的です。
ホラーやオカルトなどの怖い話題で怖いこと、怖がっていることを表現したい時に使うほか、くだらないもの、低質なものを中傷したい時「それを見て、震えが止まらないほど衝撃を受けた」という意味で「gkbr」を使うこともできます。
もちろん、ネットスラングなので俗っぽい言葉がふさわしくない場所での使用はすすめられません。
また最近はあまり使われないので、むやみに使うと「意味が分からない」「古い」と言われる可能性があります。
なお、ゴキブリを表す「gkbr」はゴキブリの4文字を見たくない時に使われることが多いので、ゴキブリが嫌いな人に配慮したい時などに「gkbr」と遠回しに表記するのがよいでしょう。
「gkbr」の類語や言いかえ
「gkbr」を使う代わり、おびえ切った顔で激しく震える顔文字のアスキーアートを入力し、その横に「ガクガクブルブル…」と文字を添えることも可能です。
顔文字からも恐怖の度合いが伝わってきます。
ただ、最近ではあまり使われなくなっているので、通用する相手にピンポイントで使うようにするのがよいでしょう。
スラング以外の言葉で類語を探すと「恐怖におののく」や、同じ意味を持つ熟語の「戦慄」【せんりつ】が挙げられます。
スラングを使わずに言い換えるなら「怖すぎ」「震えが止まらない」と言っても通じやすいでしょう。
また、ゴキブリのことをぼかして「gkbr」と表したい場合は、ゴキブリの隠語であるアルファベットの「G」1文字で表す方法もあります。
まとめ
「gkbr」は有名なネットスラングの一種で、ガクブルと震えることを表す擬態語です。
またゴキブリを指すことも増えています。
俗語なので場面を選んで上手に使いましょう。