西洋おけるに「騎士」と「兵士」の違いとは?分かりやすく解釈

「騎士」と「兵士」の違い違い

「騎士」「兵士」が違うのはなんとなく分かっていてもその明確な違いが分からないという人は意外と多いです。

その「騎士」「兵士」の違いを説明します。

「騎士」とは?

「騎士」というのはまずは馬に乗っている事が必須要件になります。

馬に乗っている戦士が「騎士」と呼ばれるもので単なる戦士ではなく主君に仕えて領地を与えられる代わりに軍役の義務があった人のことです。


「兵士」とは?

「兵士」というのは一般市民で戦争の前線で戦う者を指します。

なので、「兵士」はあくまで一般の者であって指揮官の命令に従って任務をこなす者が「兵士」です。


「騎士」と「兵士」の違い

「騎士」「兵士」の一番の違いはその身分が違うというのがあります。

どちらも戦争になった時には前線に駆り出される事になるという点では同じですが、「騎士」の場合は君主から土地を与えられる者ですが、「兵士」はそのような事はないです。

「兵士」の場合は一般から徴兵された者や自ら志願する者といった具合に色々な者がいます。

「騎士」の場合は土地を与えられるなど「兵士」よりも身分が上になります。

まとめ

「騎士」「兵士」も戦争があった時には戦争に参加します。

ですが、「騎士」の場合は「兵士」と違って武士道というものがあります。

これはどういうものかというと、「騎士」の場合は単に戦地で戦う者というだけでなく「騎士」としての誇りを持っていました。

すべての騎士が騎士道精神を持っていたという事はないですが、「騎士」には「兵士」とは違って「騎士」になった事に誇りを持っていたのは確かです。

それに対して「兵士」はあくまで一般市民が生活の糧にするために従軍するといったものです。

戦いの際も「兵士」は指揮官の指示に従って突撃をする事になりますが、騎士の場合は自ら「兵士」に指示を出す側にもなり、兵士のように指示を受けるだけではないです。

「兵士」はあくまで一時的に報酬をもらって戦う者であるのに対して騎士の場合は封建制度の中で決められた身分としての側面が強くて、主君から土地を与えられて忠誠を誓い、騎士としての誇りを持っていました。

「騎士」「兵士」も同じように戦地で戦いますが、身分が大きく違っていて忠誠心も「騎士」「兵士」では大きく違っていました。

「兵士」が戦う理由はお金が主な目的になり、「騎士」とは志も異なります。

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