この記事では、「ウーバー地蔵」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ウーバー地蔵」とは?意味
ウーバーイーツの配達員が、地蔵のようにじっとして、注文を待っていることです。
「ウーバー地蔵」の「ウーバー」とは、フードデリバリーのウーバーイーツのことです。
ウーバーイーツはアメリカで立ち上げられたオンラインフードデリバリーで、日本では2016年からサービスが開始されています。
「地蔵」とは、菩薩地蔵のことです。
柔和な顔をしており、手には錫杖と数珠を持っています。
菩薩地蔵の像は道端などで見かけることがあり、じっとしています。
このようなじっと動かないさまを「ウーバー地蔵」は指しています。
「ウーバー地蔵」の概要
ウーバーイーツの仕組みは次のようなものです。
注文者が、ウーバーイーツと提携している飲食店に注文をすると、配達員に連絡が届きます。
それをみた配達員が、飲食店に料理を受け取りに行き、注文者に届けます。
配達員は、ウーバーイーツ配達パートナーと呼ばれています。
報酬は何件配達したかによって決まります。
エリアによって異なりますが、1件500円ほどといわれています。
できるだけ多くの数配達をするほどに多くの報酬をもらえます。
そのため、配達員は条件がよいエリアでたくさんの配達をしたいと考えています。
たくさん配達をするためには、よく注文される飲食店の前で注文がくることを待っているのが効率的です。
飲食店の前で待っていれば、注文がきたらすぐに行動できます。
そういった理由で、配達員の中には飲食店の前でじっと注文を待つ人がいます。
このような人を「ウーバー地蔵」と呼んでいます。
ウーバーイーツで働いている人のすべてが、地蔵のようにじっと動かずに注文を待っているわけではありません。
曜日や時間帯によっては注文が殺到し、じっとしている時間がほとんどないことがあります。
また、同じ場所でじっとせずに仕事をしている人もいることでしょう。
「ウーバー地蔵」という言葉は、ウーバーイーツの配達員すべてを指しているわけではありません。
「ウーバー地蔵」の言葉の使い方や使われ方
じっと動かずに注文を待っているウーバーイーツの配達員を指して使用します。
フードデリバリーは他にもありますが、ウーバーイーツの配達員に対して使用する言葉です。
じっと地蔵のように動かない人を指して使用をし、配達中で動いている人のことを指しては使用しません。
「ウーバー地蔵」の類語や言いかえ
似たようなことを指す言葉に「マック地蔵」があります。
ファストフード店のマクドナルドの前で、注文をまっているウーバーイーツの配達員のことです。
マクドナルドへの注文がよくあるようです。
まとめ
フードデリバリーで働く人が増え、「ウーバー地蔵」となった人も少なくないようです。
「マック地蔵」という言葉もあり、マクドナルドの前などでじっと動かずにいるウーバーイーツの配達員を見る機会があるかもしれません。