鉄道模型の「ジオラマ」と「レイアウト」の違いは?分かりやすく解釈

鉄道模型の「ジオラマ」と「レイアウト」の違いは?違い

この記事では、鉄道模型の「ジオラマ」「レイアウト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ジオラマ」とは?

立体模型のことです。

人物、自然、物などを組み合わせて、ある場面や風景を立体的に作ったものです。

鉄道模型の場合は、車両、レール、建物などをベースとなる土地に配置したものをいいます。

車両は走行せず、風景の一部となっています。

鉄道博物館などに行くと、土台の上に山、川、家、樹木などを設置して風景が作られており、その中にレールや車両を設置した模型が展示されていることがあります。

ある風景をミニチュアで再現しているのです。

車両は走行している場合と走行していない場合があります。

博物館のような広いスペースがある場所だと、部屋全体をぐるりと回るようにレールが設置されており、そこを車両が走行していることもあります。

鉄道模型でいう「ジオラマ」は車両が走行していないものを指しています。

車両は風景の一部となっており、動くことはありません。


「ジオラマ」の使い方

ある場面や風景をミニチュアで再現したものです。

鉄道模型の場合は、場面や風景の中にある車両が走行しないものを指して使用します。


「レイアウト」とは?

「レイアウト」には配置という意味があります。

鉄道模型の場合は、車両が走行することを前提にレールや建物などを配置したものをいいます。

「レイアウト」には屋内型と屋外型があり、規模はさまざまですが、どのような規模のものでも、ある程度の情景が備わっており、車両が走行できるようになっています。

たとえば庭に設置する場合、たんに庭にレールを敷いて、そこに車両を走らせるのではなく、ミニチュアの建物や人物などを設置します。

ある場面や風景を縮小して再現しているのです。

屋内に設置する場合も屋外の場合と同じで、たんにレールを設置して車両を走行させるのではなく、ミニチュアの建物なども設置して、ある場面や風景を再現します。

「レイアウト」の使い方

「レイアウト」とは配置のことですが、鉄道模型の場合は車両が走行できることを前提とした模型のことを指しています。

どのような規模のものでも、屋外に設置されていても、屋内に設置されていても使うことができる言葉です。

「ジオラマ」と「レイアウト」の違い

どちらも模型です。

違いは車両が走行できるか、できないかです。

前者は走行できず、車両は風景の一部になっています。

後者は走行できます。

「ジオラマ」の例文

・『ジオラマ作りに挑戦する』
・『初めてジオラマを作る』
・『博物館でジオラマをみる』
・『凝った作りのジオラマだ』

「レイアウト」の例文

・『レイアウトを楽しむ』
・『他の人のレイアウトを参考にする』
・『レイアウトに必要なものをそろえる』
・『テーブルに乗るほどの置きさのレイアウト』

まとめ

どちらも模型を指しているのですが、車両が走行できるか、できないかという点に違いがあります。

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