関西弁の「しける」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

関西弁の「しける」とは?意味と使い方

この記事では、「しける」の意味を分かりやすく説明していきます。

「しける」とは?意味

「しける」は、場の空気が盛り上がりに欠けることで俗に言うしらけることを関西では「しける」と呼びます。

何故、「しける」というかですが、これはしょうもないこと自体を湿気ている=重苦しい話と関西では解釈し、「しける」は関西においては重苦しい話で面白くないことを意味するのです。


「しける」の概要

「しける」は、関西では面白くないやつのことを意味することが多く、特に重苦しい話をする芸人さんなんかはまさにこの言葉が該当するが故、「場が湿気る」ことから、あの芸人が出てくるとしけるわ」と言われるようになりました。

その為、「しける」は関西では面白くないこと全般を意味し、実はお金が少ないことではないのです。


「しける」の言葉の使い方や使われ方

「しける」は面白みが無くなった状態を指すために「しける」といい葉が面白くなくなったことを言うために使用します。

「しける」を使った例文

・『この芸人の話はしける』
この例は、関西での正しい「しける」の使い方で面白くない芸人であることを述べた例です。

「しける」は面白くないことに使用する言葉で、この例は芸人が重苦しい話やつまらない話をするが故面白くないと言い切ってます。

・『これだけのお金しかないのか、しけるな』
この例は、意味が二つありますが、そのうちの一つの意味のみが関西で正しい意味の「しける」です。

まず、間違っている「しける」は、面白くないという言葉ではなく、しょぼいという言葉で使用しているケースで、これは関西では、「しける」とは言わないです。

そして正しい方の「しける」は、あまりにもお金が少なすぎて場がしらけている場合は正しい使用法でお金が少なすぎることが面白くないと言い切っている場合、関西で言う「しける」の意味になります。

・『弟の話はしける話ばかりだ』
この例は弟の話は、面白くない話ばかりだという例です。

「しける」は関西では面白くないことを意味しますので、このケースは弟の話が面白くないと言い切っています。

まとめ

関西の「しける」という言葉は、「しける」=お金などが少ないことを意味するという解釈をしている人が多いのですが、これは実は間違いで、「しける」は数が少ないことを示す言葉ではないです。

「しける」は関西においては、面白くないことを意味し、お金に対して「しける」と言った場合、お金が無さすぎることに対して面白くないと言っているため、お金が少ないことに対してしらけています。

たいていの人は、関西の方でも「しける」=お金が少ないと解釈する人が多いのですが、実際は、面白くないことを指すので、芸人さんに対して「しける」といえば、その芸人さんは面白くないと断言されているのです。

無論そこに理由が付けたされるとこういった理由で面白くないと言い切ってしまいますので言われた側は芸人さんの場合、面白くないと言い切られており、精神的なショックは計り知れないでしょう。

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