この記事では、雑誌の「巻」と「号」の違いを分かりやすく説明していきます。
「巻」とは?
「巻」とは、「かん」「まき」と二つの読み方をします。
「かん」と読む場合は、書物、本などを数える時に使います。
全集やシリーズもの、続き漫画の単行本などは「一巻」「二巻」という風に数え表します。
「まき」と読む場合は、書物の内容がいくつかに分かれている場合、区分として使います。
漫画、アニメなどは「〇〇の巻」という言い方をします。
他に書画の巻物などを数える時にも使うと覚えておきましょう。
「号」とは?
「号」とは、雑誌など「定期的に」発行されるものを言う言葉です。
例えば「先月号の特集は面白かった」「次の号で最終回になるから絶対に買う」「特大号」「すごく丁寧に作られた雑誌だったが100号で廃刊になった」などと使います。
雑誌の「巻」と「号」の違い!
「巻」と「号」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は雑誌、書物でよく使われる言葉です。
「巻」は、読み方が二つあります。
「かん」の場合は、書籍、巻物を数えたり、全集、シリーズものなどの数、順序を表すのに使います。
「お金はかかるが、全巻揃えたい」「この漫画、5巻に名場面がある」などと言います。
「まき」の場合は書物の内容がいくつかに分かれている場合、それぞれの区分を表す時に使います。
例えば源氏物語などは「桐壺の巻」「夕霧の巻」「紅梅の巻」などと名前がついています。
一方「号」とは、雑誌など定期的に発行されるものにつけて使います。
「春号」「夏号」「秋号」「冬号」といった言い方をしたり、「今月号」「来月号」といった使い方もします。
まとめますと「巻は、まき、かんと読み方が二通りあり、書籍、全集、シリーズものなどの数、順序を数えるのに使う」「号は定期的に発行されるもの、順序のあるものに、数えるのに使う」と、なります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「巻」と「号」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの特徴を理解して、ふさわしい方を選び使ってください。