「ぶつかる」と「突き当たる」の違いとは?分かりやすく解釈

「ぶつかる」と「突き当たる」の違い違い

この記事では、「ぶつかる」「突き当たる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ぶつかる」とは?

「ぶつかる」は動いている者が止まっている物、もしくは動いている者に接触することです。

「ぶつかる」は接触する行為になるため、きっかけがあり、きっかけが動いている者同士が接触するかと待っている者に動いている者が当たるかとなります。

逆を言えば、両者ともに動作しておらず、接触する機会がない場合、「ぶつかる」という事情は成立せず、止まっている物を強制的に動かして接触した場合は「ぶつかる」ではなく接触するとします。

つまり、「ぶつかる」は、対象物を操縦している必要性があり、対象物を操縦をしてない場合、「ぶつかる」という言葉を使用せずに接触するとします。


「ぶつかる」の使い方

「ぶつかる」は、動いている者が止まっている者に接触、もしくは、動いている者同士が接触した場合、使用する言葉です。

絶対に、動いている者同士か、止まっている者に動いている者が接触しないと成立せず、止まっている者同士が接触する場合、「ぶつかる」ではなく触れるや接触とします。


「突き当たる」とは?

「突き当たる」は、動作している者が接触することで接触するものは、停止状態でなければなりません。

その為、使い方においては、壁に「突き当たる」とし、この時、壁は足が生えて自由に動くことはありませんので「突き当たる」が正しい使い方で、「壁にぶつかる」としてもよいのです。

「突き当たる」の使い方

「突き当たる」は動作している者が、動作していないものに接触することで「突き当たる」と表現します。

また、「突き当たる」「ぶつかる」は両者ともに、困難など事情を表すことに用いることができ、「困難に突き当たる」「困難にぶつかる」と表現することが両者ともに可能で、困難は常に動き続けるようなものではなくとも表現上、用います。

「ぶつかる」と「突き当たる」の違い

「ぶつかる」「突き当たる」の違いは、「ぶつかる」はお互い動きあっている状態で接触することに使用でき、「突き当たる」は必ず、どちらかは停止状態でなければならないです。

その為、違いは、どちらかが、停止状態であるかそうではないかになります。

まとめ

「ぶつかる」「突き当たる」の違いは、どちらかが停止状態である点が違う点です。

「ぶつかる」は両者が動作中で接触することと、もしくは片方が停止中で接触することですが、「突き当たる」は片方は絶対に停止状態です。

なお、「ぶつかる」及び、「突き当たる」は何も肉眼で確認できる接触すること以外にも表現をすることが可能で、例えば、「困難にぶつかる」「困難に突き当たる」と記すことで、眼で直接見えない問題に接触したという表現ができます。

その為、「ぶつかる」及び、「突き当たる」は接触するという表現であれば何でも表現が可能な万能な言葉になります。

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